傷付けちゃったのかなぁ
ニコタで仲良くなった友達がいて、彼がブログで、

父は某国の候爵の流れを汲み、
母は2000年続くお寺の住職の娘という自己紹介をしていたので、
軽く、「仏教伝来は538年だよ。」と、つぶやいたら、
全てのブログを閉じてしまった。

別に彼が、
爵位を持つ身の流れや、旧家の出であることを自慢している。
ましてや嘘をついてるなんて、毛頭思っていないのに。。
（　確かに候爵というのは凄いけど。。　）

遡れば、華族の流れや、
公家の血を引いてる人間なんて関西には5万といる。
ただ本人が気づいていないだけで。。

その上、
阪神エリア、苦楽園や御影、芦屋あたりの旧家、
（　旧家と言っても神戸辺りでは、せいぜい百年程度で旧家と呼んでいいんだけど。。　）
神戸の旧家には、ロシア革命の時に亡命してきた貴族、軍人、商人と結婚したのが結構いて、
その血を引いてるというのは、石を投げれば当たるほどいる。
現に私の友人にもロシアの亡命貴族の孫、曾孫というのが、うじゃうじゃいる。

また、
何々天皇の御落胤、門跡寺院に預けられた何々親王が、実は誰々に産ませた子供の子孫なんてのも
奈良や三重、和歌山あたりの土地には、これこそ、うじゃうじゃ＞＜
履いて捨てるほどいる。


彼は恐らく、
2000年続くお寺というフレーズで、古いお寺なんだよということを伝えたかっただけだろうし、
侯爵の流れをくむというのも、外見とは裏腹に実はコンサバなんだよということを言いたかっただけなんだと、
私は充分理解してるので、そんなに深く傷付かないで欲しい。


私の配慮に欠けた無神経な言葉は、時に核心をえぐってしまうので、人を深く傷付けることがあるらしい。
補足説明として使った表現が言葉足らずであったり、思慮が足りなかったりするというのは、
得てして普通のことなんだから、微調整で充分だと思う。。
本文の信憑性を低下させることなんてないんだし。。

伝達手段としての言葉というのは表層的なものであるということを充分わかった上で、
言葉遊びとして軽いツッコミ、ジャブの応酬として上げ足取りをしているだけなんだけど、
その一撫でが、人の心を傷付けることも、多々あって。。
そんな私の言葉なんかで大切な人の大事な心が傷付くさまを見ていると、辛い。


　落ち着いたら、またいつでも、帰って来てね。

　あなたの真意は理解しているつもりだから。。


では、また。