【数学】中学第三学年総論
- カテゴリ:日記
- 2011/04/22 00:32:17
さて。
受験も控えてるのにまだ覚えんのかよ!!
という悲鳴の多い、第三学年ですが。
二年生に比べて出せる問題が少ないですし、
ワンパターンで解ける問題だらけなので、
むしろ二年生の問題のほうが怖いといえます。
※二年生の問題で死んでる人はそっちに傾倒しませう。
ということで、早速始めましょう。
1.数と式
・平方根
言葉が難しいだけで、あとから出てくる二次方程式の解、と考える。
この時点でわからなくても、二次方程式を勉強してわかるケースが多い。
・多項式の計算
展開と因数分解を徹底的にやる。
因数分解はax^2+bx+c=0として、解を求めてしまう手法がある。
※因数分解は解の求め方として習うが、逆の利用のほうが有用。
・二次方程式
解の公式(x=(-b±√(b^2-4ac))/2a)を教えない、ということになっているが、
教えるケースのほうが多い(と思う)。
ただし、解の公式一辺倒で解こうとすると、計算量が増え、計算ミスが多くなるので、
平方完成を使ったほうが最終的には効率がいい。
(見た目も鮮やかに見える・・・と僕は思っている)
2.図形
・相似
大きさの違う合同という解釈。言葉だけ知っていればOK。
証明で使うケースは角の等しいこと、線分・面積比。
後者は力技でどうとでもなるので、神経質になることもない。
・三平方の定理
証明法を丸暗記。
形が決まっているので、どうとでもなる。
3.数量関係
・二次関数
y=ax^2の形しか出ないうえ、x=aの下部の面積を求めるくらいしかない。
問題の出し方もワンパターンなので、丸暗記。
と、丸暗記が多いことが目立つと思う。
出るパターンとしては以下のとおり。
・多項式の展開
・因数分解
・二次方程式の解
・証明(二年生の分野を含む)
・二次関数
爆死パターンとしては
・展開の計算ミスが目立つ←論外。文字式の計算を復習する
・因数分解・二次方程式で間違う←平方完成にこだわれ
・証明ができない←角が等しい、線分の割合が等しいに着目。三平方は暗記。
とかくワンパターンであることさえわかってしまえば、
三年生の分野で爆死するケースは少ないと思う。
一年、二年の復習をしっかりすることが、地力を養うはず。