自由意志について
- カテゴリ:30代以上
- 2011/04/17 22:40:07
「自由意志」というのが哲学なんかで規定されているらしいんですが,
ある本(「まだ科学で解けない13の謎」「進化しすぎた脳」)を読んだところ
脳科学的には「自由意志」というものはないそうです。
ものをとろうとするときに
「ものをとる」と「意思」として思考に上る前に
すでに脳の中では右手を動かそうとする
「準備電位」なるものが発生しているそうで,
これは実験的にも確かめられている。
すなわち「意思」というものは
「潜在意識」のようなものに
コントロールされており,「自我」や「意識」というより
「刺激」に対する「衝動」により「行動」が規定されている。
「意思として自分で自由に決めているわけではない。」
脳科学としては当たり前らしい。
本当かな。もう少し勉強してみよう。
御丁寧にありがとうございます。
まったく不愉快にも攻撃的にも感じておりませんので,御心配なく。
心遣いが細やかですね。
これからもよろしくお願いします。
昨日の私のコメントですが、
後から自分で読んで、若干攻撃的に感じたので、
もし、不愉快に感じられていましたら、ごめんなさい。
単純に寂しいと思っただけで、
責めたり攻撃的にしたつもりはなかったのですが、
ちょっと、感情的だったかもしれません。
気付いてから、昨日の内に
訂正のコメントを入れようと思ったのですが、
最近PC(モデムの方かも)の調子が悪くて、
すぐ回線が切れてしまい…
遅くなりました。
てらもっちさん、
丁寧なお返事、ありがとうございました。
これからも宜しくお願いします。
お久しぶりです。:D
人間の行動は意識よりも無意識のほうが多いみたいですよ。
確かに「歩く」とか「ボタンを止める」とか無意識ですよね。
そして「恋」も意識というよりは無意識な衝動ですよね。
刺激に対する衝動の起源は
茂木 健太郎さんが「クオリア」といっているものに
つながるようです。
そして「クオリア」はその人の経験によるから
人によって色とか見ている景色は異なる。。
だから経験をつんでいく旅は面白い。。。。。
となるようです。
追加です。
「進化しすぎた脳」 池谷 裕二 講談社ブルーバックス
のほうがおすすめです。
自由意志も含めて脳のことが分かりやすく書かれています。
確かに無意識と言いながら脳は動いてますものね~
脳科学はまだ未知な分野が多いので少し気になりますね@@
刺激に対する衝動が
どのような形で決定されているのか
それを考えると根本的な人間性というところにまで
辿りつけそうですね。
かなり興味深いお話です。
ちなみに僕も完全に納得しているわけじゃないんですよね。
実際の感覚とあまりにも違う話なので。。。。
ただし「実験結果」は事実なようですので,
準備電位の発生は事実として受け入れているんですが。。。
それが「感情」とか「意思」とかの複雑な状況まで適用できるのかどうか。
自我とはなにか。感情とは何か。
ということを「知る」ことは
たとえ,それが化学反応や進化の結果だったとしても,
自分を客観的に見つめられることになり
人生を豊かにすると思いますよ。
「嬉しい」とか「悲しい」とか、そういう気持ちも…ですよね。
なんだか、こう考えると何かに対して
幸せとか不幸とか考えるのも、空しい気がしますね。
マイナスな気持ちの時にはいいですが。
たとえば、一つの刺激(出来事やモノ)に対して、
人それぞれの感じ方は違うではないですか。
そういったモノも潜在意識のコントロールによるものなのかな?
では、感じ方がたくさんある以上、
その潜在意識はバリエーション豊かに存在していて、
「意思」とか「自我」と呼ばれるものとは同じでは無くても、
ニアなものとして位置づけてはもらえないのかぁ?
なんか今まで悲しかった事、楽しかった事、
本を読だり、綺麗なモノを見たりして感動した事。
全てを化学反応として片づけられるのは、寂しすぎるな…って(T_T)
私もその本を読んでみますね。
いろんな方向からにわかに興味が…
よろしくです。
うん。近代哲学では「自由意志」って人間の尊厳で大切なことらしいですよ。
それと法律的にも。。。。
誰かを傷害した時に,「意思」があるかないか。
それとも脳組織的に「衝動」が起きただけなのか。
むずかしいですね。
そうですよね。
ちょっと考えて手を動かすなんて
単純なことなんでしょうけどね。
私は古代のソクラテスが好きです。
脳にとっては単純な行為なのかもしれないんですね。。
興味深いです。