Nicotto Town


猫バカのぶろぐ。うん。   ・・・・・・読んで?


みーちゃん ~会いに来たよ~

さすがにばれると考えた少女は、元の場所にみーちゃんを置いてこようと思った。
「じゃあね。みーちゃん」
少女は少しのえさを置いて、名残惜しそうに立ち去った。
その背中を、みーちゃんはただただ見つめるだけだった。

その夜、少女は夢を見た。
みーちゃんが走って来て、少女のひざに乗り、
「みゃあ」
と、ないて、また走って行ってしまった。
「あ、みーちゃ・・・・・
そこで夢は途切れた。

(なんだったんだろう・・・・・  なんかからだが重い・・・・)

「おかあさん」
「何?」
「風邪引いたみたい。」
「ほんと?!あ、確かにちょっと熱いわね・・・・・」
「うん・・・・」
「じゃあ、ベットで寝てなさい。学校には連絡しておくから。」
「わかった・・・・」


(昨日は平気だったのにな・・・・)
ベットに入ろうとする少女の足に、なにかがフワッと触った。

「ん?!」
少女が見たのは、ぐるぐるとのどを鳴らしている一匹の猫。




「みーちゃん?!?!」

アバター
2011/04/18 20:40
ステキどうぞ!

遅くなっちゃったけど、読ませていただきました。
いつもながら、短い文で状況を伝えるのが上手だなあと思います。
今のところ、ほのかにホラーな香りもするねえ。楽しみです。



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