ＴＶのニュースと新聞は毎日観ているけれど、真実でないとは言わないが、実態を暴いているかと問われれば、それはないと言えるでしょう。

雑誌やネットで調べれば、情報がいかに政府に都合よく解釈されているのかが良く分かる。一昨日もまた大きな地震があり、被災地に打撃を与えました。停電になるし、原発や津波の恐怖もある。せめてもうちょっと政府がしっかりしていてくれたなら・・・。

東通と女川の原発も、一昨日の地震では危機一髪という状態だったようだ。福島の原発事故で、他の日本の原発も見直したり訓練とかしているようだ。でもやらないよりはマシだけど、やはり他の電気エネルギーを使うこと主とし（今でも火力が主だが）、原発は閉鎖方向に考えてほしい。とくに一番危ないのは、やはり浜岡でしょうね。過去に何度も事故を起こし、すでに被曝者まで出している。しかも作りが福島と一緒という、日本どころか世界で一番危険な原発と諸外国から呼ばれてしまっている原発だから。今すぐすべて閉鎖はさすがに無理だろうけれど、浜岡だけでもどうにかしないと本当にやばい。

周囲の人たちに話したら、静岡に原発があることすら知らない人が多かった。それでいいのか？確かにＴＶや新聞では、原発は福島のみで他についてはあまり語っていない。福島以外にも、いつ爆発するか分からない危険欠陥原発が、日本中にはうようよあるというのに。

知らずにいるよりは、やはり何事も知っておいた方が良いと思う。国は国民一人一人を守ってはくれないことが、今回証明されてしまったしね。それに原発賛成という意見は、やはり単なる贅沢だと思うのよ。電気使えないのは困るが、原発だけが電気じゃないし、日本が本気で取り組めば、原発なくても電力確保は充分可能なのに。資源がないから原発ないといけないというのは、原発推進していた政府の嘘であって、多くの国民はそれにまだ騙されているようだ。あと経済のためにも原発がないとダメという意見もある。しかし命と経済。それを天秤にかけたら、果たしてどちらが重いかしら？生きていれば復興も可能だ。でも死んでしまったら、どうにもならない。

新聞などによると、政府もさすがに新エネルギーに対して前向きに考えだした模様。でもその前に、原発のことを先に考えてほしい。余震が続く日本列島には、福島のような原発事故が発生してしまう可能性は、残念だが高いのだから。