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その9福島原発事故に長崎市民の声


長周新聞より

http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/hibakutaikenmusinobaikokuseijiaratameyo.html

(中略)

  被爆後の市内に家族を捜しに入った婦人は、「母に連れられて市内に入ると、ぞろぞろと人間に見えないほど焼けただれた人たちが幽霊のように歩いて行く。首がない赤ん坊を背負って必死で逃げていく母親もいたが、だれも教えてあげる余裕もない。私たちも死体をまたぎながら市内へ入った。原爆がなにか、放射能がなんなのかもわからないまま数日を過ごし、その後、数週間、家族全員が下痢が続き、脱毛がはじまった。母はそれからずっと病床に伏すようになり、最後は白血病と肝臓ガンを併発して九年後に亡くなった」という。

 放射能障害は、急性の障害以外に、被曝線量が比較的少量で急性の症状がまったく出ないか、あるいはそれがまったく消滅したあとにでも白血病のようなガンが発生すること(晩発性障害)、また突然変異が子孫にあらわれること(遺伝障害)が明らかになっている。放射能影響研究所の調査でも、被爆から2~10年の間に白血病が急増(非被曝者の1・8倍)。10年後からは、膀胱、乳房、肺、卵巣、甲状腺、大腸、食道、胃、肝臓、皮膚などの固形ガンが年年増加する傾向にあり、現在もまだ増え続けている。

 「白血病は、はじめに寒気がして咳が出るなど風邪と同じ症状になり、免疫力がないのでそのまま弱って死んでいく。なんの情報もなく、だれも放射能の影響とは思わないので当時は“肺炎”と診断されていた。私の同級生も次次に死んでいって“明日は我が身”の心境だった。主人も50年もたって体中に紫の斑点が出て、白血球が減り、最後は動脈瘤で亡くなった。兄弟5人のうち3人がガン、2人が白血病で死んだ。まともな死に方をした人は1人もいない」と語った。

 「テレビは毎日、被災地で“悲しい”“どうしようもない”と同情を誘う報道ばかりするが、貧乏な国民から義援金をとるだけとって国は何をしているのか。そもそも原発は人災であり、国策で推進してきた国の罪は重い。長崎でも松浦(県北部)に九電が原発をつくろうとしたことがあるが、みんな原爆を知っているから大反対して中止させた。原発が安全だとか、クリーンだとか信じるものは長崎にはいない。これからまだ原発を運転するというのなら、許可を出す総理大臣や官僚が真っ先に放射能をあびて消火作業をしてこい」と怒りをぶつけた。

 被爆二世の婦人は自らも乳ガンの治療中であることを明かし、「母は10年前に大腸ガンで、父は43年前に胃ガンで、胎内被曝の姉は、45歳で胃ガンと悪性リンパ腫でみんな死んでいった。戦後の日本は、アメリカの奴隷になって、一部の人間がもうけるだけで、あとは知ったことではないという政治が続いてきた。今回の原発事故でも、東大の学者も国会議員も自分たちがやってきた政治の結末をその目で直視してくるべきだ。国民には義援金だの手弁当でボランティアしろというが、自分たちの責任だけは棚上げ。戦争中の“大本営発表”と何一つ変わっていない」と語気を強めた。

(中略)

 「でも、日本政府はアメリカのいいなりになって戦争責任を放棄してきた。戦争中は、国民には“ほしがりません勝つまでは”といわせ、“一億総玉砕”といって殺しておきながら、自分たちはアメリカに従って国を食いつぶしてきた。アメリカも日本人を人間扱いせず、被爆者はモルモット同然の扱いだった。今回は、地震と津波による被害だったが、この政治を変えなければ日本人は原爆以上の惨憺(たん)たる地獄を見るようになると思う。アメリカは日本を植民地としか思っていない。この災害を機に日本人が目を覚まして、アメリカ式の利己主義を捨てて、国を立て直すために力をあわせなければいけない」と語った。

(中略)

 多くの被爆市民が思い起こしているのは、瞬時に十数万の命を奪った被爆の経験であり、国民を殺すに任せた日本の戦争政治、虫けらと見なして日本人皆殺し作戦を敢行したアメリカの占領政策が今も継続されていることへの怒りである。
 原発災害が日本全国を壊滅させる事態に直面している今、320万人の犠牲を出した戦争、被爆の経験、そして戦後復興の苦労を伝え、これからの日本社会を根本的に立て直す論議を全国的に巻き起こすことが求められている。



発見者 猛獣猛Sさん

http://www.trend-review.net/bbs/bbs.php?i=200&c=400&m=248618

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2011/04/06 00:49
ちみちゃん^^

放射能の被害は数年後、数十年後に出ることも多いので
今のうちに出来る限りのことをやりたいと想います。

この事故が起こって三週間。
目覚めて勉強する人、流れを感じている人
勉強不足を痛感している人、準備が出来ていて活動している人
がこれからの戦力となってまとまってくると可能性が出てきます。

とにかく、すでに、気づき始めた人から発信したり、コメントしたりするしかないですね。
ちみちゃんのコメントはでっかーい推進力になります!
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2011/04/06 00:43
パミタンさん^^

事故の原因、被害状況、対策、その後の影響など
これからもブログにしていきます。

次の時代になるべく良いもの、良い認識を繋げていくことを意識していきます。
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2011/04/05 01:53
長崎の方々は、被爆のこわさ、放射能のこわさを、
体で知っていられて、書かれた内容に、とても重みがありました。

何十年も、体に影響し続ける放射能は、白血病のような免疫異常だけでなく、
異常な細胞にしてしまうということは、ガンも誘発するのですね。

被爆患者に、アメリカの研究者がしたことは、実験以外の何ものでもありませんでした。
さまざまな陰謀を、今も受け続けていること、
長崎の方は、知っているのですね。

表向きには、まったく出てこない、国の裏事情。
今の、被災者も、長崎の方々が今もかんじている、苦しみを、
このままだと、味わうことになるのでしょう。

わからないでは、守りたい人も守れません。
できれば、
日本をまともにしたいという人々だけでなく、
全員が、理解できる頭を持ってほしいです。

今の日本の教育は、下に合わせさせようとしています。
国の間違った流れに気づき、少しでも、目覚める人々が現れていきますよう、願っています。
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2011/04/04 10:27
今回の地震や津波の被害はひどいものだが、それでも生き残った人たちさえいれば復興はできる。だが、放射能は、生き残った人間の体を生涯にわたってむしばんでいく

その通りだと思います




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