続『白河以北』 ~易姓革命が起こる時~
- カテゴリ:30代以上
- 2011/04/02 03:53:43
古代から中国では王朝が交代することを『易姓革命』と言ったそうな☆
『幸か不幸か我が日の本では真の意味での易姓革命を経験しては
いない』と言われて来ましたが それが『幸いであった』とこの度の震災
を契機に想った次第です☆
『千人の人を食わせる小英雄が食を確保できなくなると 一万人を
食わせられる中英雄の傘下に入る そして中英雄は食わすに困ると
さらに大きな器の英雄の下へ奔る』とは司馬遼太郎さんの語る処の
『易姓革命』の正体だそうな☆ これまで幾度も『易姓革命』を舞台に
した小説を読んできましたが 実は実感としてはこれまで感じたことは
ありませんでした
それがこの震災による東北地方の被害状況を考えると 被災者の
方々の諸々の不満が高まった場合に
『こりゃあ易姓革命が起こっても不思議はないよな』と実感しました
『食は天にあり』言う言葉が中国には古くからあるとも司馬遼太郎さん
は語ったことがあります
『人間と言うものは食わせてくれる王朝に従うものだ けして思想や
正義に従うものではない』と言うことが言いたかったようです☆
被災者の方々がこれ以上の苦痛を味わうことのないよう祈ります
他所の国の仏教施設は知りませんが
『山岳信仰と結びついた観のある東北の寺院には夜が似合う』
と言う気持ちを前々から持っておりました☆
しかしそれをTV放映と言う巨大メディアに乗せようとすると
それほどまでの労力並びに機材が必要なのですね 知りませんでした☆
さらに『坊主の叱咤』が リアルだことリアルだことww
ン十年前に行われたさだまさしによる『東大寺落慶法要記念コンサート』の
本人による裏話の数々を想い出して笑ってしまいましたw
やはり神社仏閣とTV放映やらライブやらはあまり相性がよろしくないのかも知れませんね^^
他にもその手の『楽屋ネタ』をお聞かせいただければ幸甚でございます(^-^;
数々の旧跡が残っていますよね~ あと、やはり思い出深いのは 中尊寺からの
行く年来る年の中継で、ジャッカルスチール担当で参加した事があります(c゚w゚)
TVを見ると雪がしゃんしゃんと降る中尊寺に参拝客が集まり、金色堂にいたる
参道に、幾多と有る小さな祠に雪が積もる そんな幻想的で厳かな映像を
おそらくTVを見ている人は感じていたと思います が!!!!
現場は、4トン車2台分の機材を搬入し 野球場??と思わせるようなライティング
そして、その電力を供給するケーブルがはい回り、ケーブルの届かない場所では
デンヨーの発電機が唸りを上げる! 製作会社と親方NHKの連絡不備 さっきの発電機の為に
映像と音声を別撮りのタイミング合わせ そして私のような雇われ業者の居場所の無さw
雪でぬかる足下 押し寄せる参拝者 そこに三脚は困ります!あぁ植え込みガッ!・・・と坊主の叱咤
そんな記憶が蘇りました 藤原三代
『過去の歴史が何を証明しているのか』と言うことは また次回に譲りたいと想います☆
次回のお題は『坂上田村麻呂と八幡太郎義家』でお願いします♪
副題 ~義経と奥州藤原三代~ についてもぜひ語り合いましょうww
>ずぼらっちさん
平時の家庭レベルで見れば『稼ぎ手も作り手もそう大差はない』とジオも考えます^^
お母さまの主張は正しいです☆
ただ 事が今の東北地方のような状況であると
避難者の食事が平等に滞り無く供給されていれば問題は無いですが
もしもそれが一部に偏ったり滞ったりすると
『政府はあてにならない 自分たちの食い扶持は自分たちで何とかしないと飢え死にだ!!』となると
それこそ『革命』を指向せざるを得ない状況になりますよね?
そうはならない様にするのが『究極の政治』と言うことではないでしょうか?
つまり『易姓革命と言うものはそう言う時に起こるんじゃないの?』と言いたいわけです
『食い物の恨みは恐ろしい』とも言うではありませんか☆
いくら修行を積んでも、霞を食べては生きていけませんから。
逆から見れば、食べさせてやる方は、絶対的な力を持つ。
昔、確か伊藤比呂美さんが書いていたと思うんですけど・・・・・・
母親が赤ん坊に、母乳やミルクを与えるとき、大きな喜びを感じるけれど
それは、母性とかではなく、たった一人の小さな人間に対してだけど
自分があたかも、万能の神になったかのような気を持つからだと。
それは「こいつに飲ませるのを止めれば、死ぬ」という簡単なこと。
もちろん、そんなことを常に思いながら飲ませている人は、あまりいないけど。
でも小さな世界でも、そんな感じですからねぇ。
父は昔、ことあるごとに「俺が稼いで食わせてやってるんだ」と言い。
母は「私が買い物して、料理してなきゃ食べられないでしょ」と言い。
どっちが大きい権力を持っているのか、私には判断できません^^
ならば、我らは襟を正し、この難局を打開しなければならぬ。
我々は過酷な雪国空間を生活の場としながらも共に苦悩し、錬磨して今日の文化を築き上げてきた。
かつて、東京電力は電力の革新は東北の民たる我々から始まると言った。
しかしながら関東連邦のモグラ共は、自分たちが日本の支配権を有すると増長し我々に抗戦する。
諸君の父も、子もその関東連邦の無思慮な抵抗の前に■■でいったのだ!
この悲しみも怒りも忘れてはならない!それを、福島原発は!■をもって我々に示してくれた!
我々は今、この怒りを結集し、関東連邦軍に叩きつけて、初めて真の勝利を得ることができる。
この勝利こそ、東北共和国全てへの最大の慰めとなる。
国民よ立て!悲しみを怒りに変えて、立てよ!国民よ!
我ら東北国国民こそ選ばれた民であることを忘れないでほしいのだ。
優良種である我らこそ日本を救い得るのである。ジーク・エゾ!!
と・・・・・・・避難所の体育館のひな壇で演説をする、眉毛無しオールバックが
現れますね・・・もうすぐね・・・・
立てよ国民!!!!
*一部、検閲により墨塗り済み*