紀友則
- カテゴリ:勉強
- 2011/03/30 10:55:31
桜を見ていて思いました。
桃色の小さな花びらは
風が強く吹かなくても
ひらりひらりと美しく舞散ってしまいます。
嗚呼
穏やかな春の日だというのに
桜の花はどうして慌しく散ってしまうのでしょうか
ここで一句
「 ひさかたの 光のどけき 春の日に
しづ心なく 花の散るらむ 」
意味:光が穏やかでゆったりとした春の日に
どうして落ち着いた心も無く桜の花は散っていくのだろう
~ 補足 ~
小倉百人一首33番目の歌。
この句を作った紀友則は平安時代の歌人で「土佐日記」を書いた紀貫之とは従兄弟になります。
お庭に桜の花があるうちに言ってみたかった句です。
仕事が休みの間に百人一首の本を読んでいたのですが
意味合いが奥行きがあって面白いです。このまま万葉集も手を出すかもしれません。
リアルの世界で桜の花が舞散っている時、
この句を言ったらいかにも風流がある人みたいでかっこいいだろうなv
でへっ
余談:すいません…蘭丸さんにキュンとしてしまいました////w
桜かぁ・・・。
風流ですね。こういう詩を読める方は羨ましいです。
私は「わぁ~綺麗!ずっと咲いてて欲しいな~」くらいですもん(笑
素敵です!風流で・・・和で・・・うん。良いですね。
昔の人って、よく短歌を思い付くんですかね??
昔の人も思う心は同じなんだなぁって思うと、
昔苦手だった古文も興味深いものになるわ(*^_^*)
百人一首は祖母が好きで
小さな頃によく遊びました^^
一番最初に覚えたのが
「ももしきや~」ですw
でも咲くのがいつになるのか・・・。
祖母の家に木はあるけど遅咲きなんですよね;;
会社で花見とかあったら、是非ぽつりとこの句を読んでみたいですね(o^-')b
来月京都に桜を見に行こうと思ってます^^
ただ・・・桜が咲いているかなぁ・・・(;うД`)