Nicotto Town



行き先不明のバス


 深夜のバスに乗った。
 乗客は一人だけ。
 …
 …
 …
 (しばし経過)
 …
 …
 …
 うーん、いつまで経っても目的地に着かない…


 ああ、ほら、これはアレだ。
 ポラー小説にありがちの、乗客の物語がオムニバス形式で展開されるやつ。
 結局、バスは土砂崩れに巻き込まれていて、
 乗客の一人だけが助かるって定番の…
 …
 …
 …って、をい、乗客一人だと物語が始まらんじゃないか!
 ここはお約束で、長年連れ添った老夫婦、世の中を嘗めきっている女子高生、
 草臥れたサラリーマン、買い物帰りの主婦、子供連れの訳ありな母子
 あたりが登場しなくちゃ…

 まあ、タウンにアクセスする度バスの中だったら、ある意味ホラーだけれど、
 もちろんそんな事象は起こっていないのでした。

アバター
2011/03/23 00:51
この乗客リスト、肝心の人物が抜けていますよね。
それは、「私」。
ジュブナイル(ライトノベル系)なら、中高生ぐらいの少年 or 少女。
一般向けならば、20〜30代の男性 or 女性(何故か雑誌記者や作家などの文筆業が多し)。
前者は「私」が唯一生き残る場合が多く、
後者は乗客全員死亡、あるいは最も年少の乗客が唯一の生存者となる確率が高い…
まあ、ステロタイプでも、話が面白ければ何でもアリです。
大いなるマンネリ、水戸黄門と同じです(笑)。
アバター
2011/03/21 22:59
ぶふふ(^∞^)(笑
是非ホラー起こって欲しかったですが残念です(笑
そのお約束の人たちが凄くうなずきます^∞^)ぶふふ




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