『麩チャンプルーでも作るがよろし』
ひろつま（嫁）から渡された物を見ながら聞いてみた。コレはなに？

『麩を板状にしたもの。作り方は後ろに書いてあるよ。カンタン、カンタン♪』
その前にチャンプルーってゴーヤが入ってるじゃん。オイラはゴーヤは嫌いだよ？苦いから。

『ゴーヤが入るからゴーヤチャンプルーでしょ？お麩が入れば麩チャンプルーじゃない？』
なるほど。で？他に何をいれるの？

『そんなの適当でいいよー、豚肉とかキャベツとか？』
つまり、お麩の入った野菜炒めだな。うん。


そんな訳で、昨日は麩チャンプルーという名の野菜炒めを作ることにしました。
さて、良く考えたらお麩なんて料理に初めて使うんだよね。
砕いて、フライパンに入れたらいいの？なんか、バリバリの粉々のせんべいっぽくない？
と思いましたが、ちゃんとお麩の入った袋の裏面にちゃんと作り方が書いてありました。

～まずは、幅が１ｃｍくらいに切り分けて、水につけて戻す～

あ、やっぱり戻すんだ。だよね。お麩ってしっとりしてるもんね。
１ｃｍ？めんどくせぇーザクザクいったれや～。
少なくとも２ｃｍ以上の幅でガンガンと切り分けます。

お麩がしんなりする間に、バラ肉をこれまた面倒だってんで包丁を使わずにキッチンはさみで適当に切り分けながら熱したフライパンにＩＮ。
豚肉が白くなったので、キャベツを切り分けて、のこり物のシメジと一緒に一緒に炒めちゃえ。
味付けは？味噌とか使うの？
あー、もう塩コショウでいいや。

～水をきり、卵とだしを良くかき混ぜ麩と絡め卵をしみこませる～

ほうほう、水をきるのね。で、だしかぁ・・・え？出汁？
出汁なんか無いよ！今から鰹節から一番出汁とる？ってそんなのもったいないわい。つーか面倒くさいわ。
めんつゆはちーと味が濃いなぁ・・・
あー、めんどうだ。顆粒のチキンブイヨンがあるのでコレで代用したれ。ついでに炒め物にも入れちゃえ。

～麩に火が通ったら、別に作っておいた炒め物と一緒にあえて出来上がり～

ボールに卵を割って、チキンブイヨンをバラバラバラ～。お湯をちょっといれて水分をちょっと補充。
しぼったお麩をいれて混ぜ混ぜして別のフライパンで炒めます。

なんだろう。お麩がすごく大きいんだけど・・・。

幅が２ｃｍを超えてるというか、水をふくんで膨らんでるというか。
お麩を炒めているフライパンは直径が小さめなので、中身がいっぱいですけど？
まぁ、ここまで来たらとりあえず炒めるしかない！
炒めたら少しは小さくなるだろう。

３分ぐらい炒めても容量はあまりかわりませんでした。（涙）

火が通ったっぽいので、先ほどの炒め物の中にぶち込みます。
ついでにゴマ油と醤油をたらしてもう一度炒めました。
よっしゃ、こんなもんでイイじゃろう。

キャベツもシメジも炒めたら小さくなりましたので、なんというかお麩ばかりが主張する炒め物になりました。
とりあえず、麩チャンプルーの完成です。箸休めがらっきょうしかないのが悲しいけど、気にしてはいけない。

よく解らないけど、美味かったと思います。
夜の７:３０から料理をスタートさせて、８:３０には食べてるのだから上々でしょう。

でも、お麩の幅は書いてある通りに１ｃｍにしておけば良かったかな？
量がめちゃくちゃ多かったので、今晩もお麩チャンプルーとらっきょうという組み合わせの夕飯です。

贅沢はいけませんね。食べられるだけ幸せだ。