桃始笑(ももはじめてわらう)
- カテゴリ:日記
- 2011/03/13 00:00:38
3月11日からは、啓蟄の次候、桃始笑(ももはじめてわらう)です。
「桃の花のつぼみが開き始める頃」の意で、花のつぼみがほころび始めることを「笑う」と書き表すあたりに、古き日本人の感性の良さがなんとも言えません。
なんてなことを書き綴ろうかと思ってた11日の夜ですが、そんな和やかな夜ではなくなってから、はや二日。
わかってはいたけれど、日を追うごとに被害が明らかになっていくほどに、その被害大きさが痛々しい。
ともあれ、東北の皆様に、名実ともに野山の花が笑いかけてくれる時が、花が咲いていることをもって「笑ってる」と思える時が、早く来るように祈るとともに、そういう時を引き寄せる為に何が出来るか暫し考え込んでみる日曜日の昼下がり。