馬映画紹介その21「マイ・フレンド・フリッカ」
- カテゴリ:映画
- 2011/03/08 20:46:30
同名のベストセラー小説があり、過去に映画化されているのですが(1943)、今日ご紹介するのは、リメイク版。日本では劇場未公開作品です。
原作は主人公が少年なのですが、リメイク版は女子高校生。野生馬マスタングを扱っている点などで、微妙に前作と設定が違うのですが、馬の生産牧場が舞台となっているなど、お話の大筋はあまり変わっていません。紹介文から…
牧場を営む厳しい父、優しい母、仲良しの兄が住む実家をはなれ高校に通うケイティ。勉強よりも馬と牧場が好きな彼女が夏休みに入り実家へ帰ったある日、一頭の野生馬(マスタング)に出会う。その姿に魅せられ、気性の荒いマスタングを手なずけようとして命の危険にさらされたケイティは、二度とマスタングに近づかないことを約束させられてしまう。しかしあきらめきれない彼女はそのマスタングをスウェーデン語で「可愛い娘」の意味を持つ「フリッカ」と名付け、家族に隠れて夜中に調教を始める。しかし、それを知って激怒した父親は、フリッカをロデオ用に売ってしまうのだった。対立する娘と父の溝はますます深まり、大きな事件へと発展してしまう…。
全く別のものだと思って観て頂いて大丈夫ですが、1943年のものと見比べるとさらに面白いです。いろいろ重なるシーンや重なるエピソードがありながら、微妙に違うストーリーが展開していきます。マスタングが置かれている現在の状況もわかります。前作にはないロデオシーンも。
監督マイケル・メイヤー、原作メアリー・オハラ。2006年アメリカ。
かなり危なそうです。