心に残っている卒業式
- カテゴリ:学校
- 2011/03/04 20:58:29
高校ですね。
私、私立の女子高に通っていました。
いわゆる進学校でしたね。
ぎりぎりになって母が「ここも受けろ」と無理やり受けさせた学校なので、その学校のことをまったく知らなかったため、リラックスしていたのが勝因だったのでしょう。
入ってから地獄でした。
毎年留年ぎりぎりのところを何とか再試2回くらいして上げてもらっていたのですが、卒業試験で英語が引っかかってしまい^^;
大学は受かったのに、卒業できない。
お情けの再試は3月19日。
入試が終わったら毎日図書室で自習をし、再試に受かったら卒業させてもらえることになったのですが、みんなの卒業式は3月3日なんですね。
その日は来ちゃ駄目、と言われて悔しかったなあ。
もちろんまったくの自業自得なんですがね。
同じ運命の子がもう一人いたので、3月20日の卒業式は二人。
職員室で学長から卒業証書をいただき、先生方から祝福していただきました。
クラブの後輩が残っていて、花束をくれたっけ。
卒業式の翌日、下駄箱に友達からの手紙がいくつか入っていて、せつなかったなあ。
厳しい学校でしたが柔軟性もあり、校則はきちんと守らないといけないけれど、生徒がこの校則はおかしい! と声を上げるとではどうすればいいのか話し合って変えていく等、私にも住みやすかったです。
みんなノリが良かったし!
学生カバンは固くて重くて全然良くない! と言っていたらいつの間にか生徒会に取り上げられて、みんなで通学バッグを考えたり、楽しい思い出一杯、苦しんだ思い出一杯^^;の高校生活でした。
行くんでしょうかね。大変だったんだろうなあと思うけど、なあなあで
卒業させる校風よりは、いいことかなーなんて思います。
そんなこんなで、10年たっても同窓会に行くと当時の教頭先生だの担任の先生だのが「おや○○さん」と旧姓で覚えていてくださっていました。
このところご無沙汰なのでどうなるかわかりませんが。
思い出深い卒業式です^^
驚きですね~。
先生方、クラブの後輩さんの祝福に感動しました!
怖いでしょう><
数十年前のこの時期、私は毎日図書室で再試の準備をしていたんですよ^^;
これは本当に怖い > <
PS 一般に、台湾の学生は6月に卒業します。
いえ、本来留年するところをすごい温情かけていただいたわけですから、リスクも背負わにゃ駄目だよというご指導だったのだと思います。
1年の終わりに「このままでは留年するか転校するかですが、どうしますか」と問われた時「毎年留年しても続けたい」と言ったお陰で、先生方には多大なご迷惑をおかけしました。
いまだに「顔を見れば思い出す生徒」だと言われています^^;
勉強は本当に大変でしたが自由な校風でもあり、初めて「学校って楽しいな」と思った学校でした。
卒業式ぐらい出してくれても良かったでしょうにね…。