1/17その2(モロッコの旅6)
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2011/02/23 22:33:14
ぶらぶらしている時、日本語がすごく上手な人に声をかけられた。
ガイドかな、と思ったけれど、しばらく話していたらどうやら違うらしいとわかってきた。
と言うのは、日本の細かいことをよく知っていたからだ。
(日本に行ったことがある、とハッタリを言うガイドはサンシャイン60が、なんて話はしないだろう)
とりあえずカフェに入り、一緒にお茶を飲んだ。
今までちょっと入り辛かったのでラッキーである。
カフェには小さな丸いテーブルがいくつも置いてあり、バルコニー席からはジャマ・エル・フナ広場が一望のもと見渡せる。
こちらの人が飲むのは、ミンテと発音されるミントティー。
見ていると真鍮製らしいポットに生ミントを茎毎ぽきぽき折って、親の敵のようにぎゅうぎゅう詰め、お湯を注いでいる。
(それに紅茶か中国茶葉を加えているというが、私には確認できなかった)
それを小さなカップに注いで砂糖をたっぷり加え、飲む。
飲んだ感想は「生臭い!」だった。
ミントの香りも強いが、葉っぱの味も結構きつい。
うえーと思ったが、これは私が砂糖をあまり入れなかったせいだろう。
舌が慣れると、この生臭さがないと落ち着かなくなると後日知った。
ポットには何度でもお湯を足してもらえるので、長居には便利。
仮にMとする彼は数年前、日本に商用で来た事があったのだそうだ。
こちらに帰っても日本人がいるとなんとなく懐かしくて声を掛けるが、みんな怖がって手をふりながら逃げてしまうらしい。
うーん、確かにそんなところ、あるかも。
話しているうち、また夕方会うことになった。
私もとりあえずジュータンを売りつけられるわけじゃないらしいということはわかったので、OK。
銀行で両替をし、またメディナをうろうろする。
もう大体の感じはつかめた。
なんか煮たタニシみたいなのの屋台があり、女性ばかりが群れて食べていたので私も頼んでみることにする。
大きめのぐい飲みのような容器に4つほど入ったそれは、カタツムリだった。
黒い煮汁は苦みばしった味。
それを飲んだ後、ミカンにいくつもさしてある安全ピンをひとつ取り、中のカタツムリを穿り出す。
そのとき先っぽの形状がまさにカタツムリな事に気づいたのだ。
うわあ。
と思ったが、まあフランス人も食べるものだし、ここはフランスの占領地だったわけだし…と己を納得させながら食べてみると、味はタニシそっくりであった。
調理法のせいだろうか。
じゃあ、あの小さな巻き貝の煮たやつみたいなのをご想像ください^^
私はほんとにおいしいの!? ととりあえず味見してみるタイプです^^;
じゅうたんは、実は私も1枚買ってしまっているんですよ。
ちょっと広い家に引っ越したので、夏になったら広げようと思っています。
ミントティーは、あの生臭さがないと! と途中から思っていました。
はまります。
美味しいんでしょうか??
高級珍味って、ホントに美味しいの?って疑いたくなるタイプです^^;
やっぱり絨毯売りつけられるんですね!
日本人はカモなんでしょうね。ツアーで買って帰る人多そう。
地元の味って、慣れるまでキツイけど、慣れると美味しいもの多いですね。
きっとミントティーもそうなんでしょうね^^
本当に、いい人なのかなと思っているとびっくり! ということもありますよね。
でも、最初からシャットアウトしては誰ともめぐり合えませんし、だから万が一の防衛手段を考えたり、リスクを計りながら飛び込むか今日はやめておくか考えないといけないんですよね。
正直、今回当時の日記を読み返して、今はここまで勢いないな、と思います^^;
カタツムリは、いわゆる煮貝の味がしました。
腸からほろ苦さが出て、黒い液はせんじ薬みたいな味だったし^^;
しょうゆが入ってないとは思えない黒さでした…。
…って、私もエラそうなことは言えないのですが。
本当に親切な人に出会えたので、
一人旅のバックパッカーさんにもいっしょに回らないかと声をかけたのですが
『地元民と一緒になって騙そうとする日本人』みたいなあしらい方をされて
ちょっとショックだった思い出もありますー(;;)
ところでタニシそっくりの味って…。
想像できませんー!