お湯を沸かすのにどういった方法をお使いでしょうか？

『電気ポットでいつでもお湯はありますの』
お茶とか紅茶とかすぐ飲めますものね。

『ティファールはすぐお湯が沸きますし楽ですよー』
そうですかー。それはイコール電気量が大きいってことですよね？

『ウチは太陽光発電と夜間料金でお得ですわ』
お風呂のお湯の話じゃありません。

オイラはどうやって沸かすかというと、やかんを使ってます。

やかん、ご存知？
その昔、中国は周の時代、蒙古族のヤ・カーン薬師というものが薬草の煎じ器具として使用してのが始まりだといわれています。
その形美しく、また早々に湯が沸く器具として瞬く間に中国全土に広がった道具は、その薬師の名前からヤカンと名づけられたそうです。

はい、もちろんウソです。誰だよ？ヤ・カーンって。

オイラはお湯はヤカンでよく沸かします。
インスタントの味噌汁やカップスープをよく飲むからです。

お湯を沸かす時の最初の水の量ってどうしてます？
目分量ですか？
普通、そうですよね。

でも、カップスープみたいに180ccって決まってる時はどうします？
やっぱり目分量？経験則？

オイラはお湯を沸かす時にだいぶ『多め』に沸かしてしまいがちなので、時間がかかるのともったいないっていう事もありカップスープのような必要な量がわかっている場合、軽量カップで測ってからやかんに移して沸かします
そうすれば、沸いたお湯を全てカップに注げば必要な量である、という事ですものね。

昨日も、カップスープ用にお湯を沸かしててカップに注ぎました。
沸かしたお湯は全て注ぎきらないといけません。
やかんを思いっきり傾けます。

ガンガラガッシャーン！
うわわーー！なんだーー！

いきなり、蓋がとれて流しの方へ転がっていったのです。
お湯がシュ～シュ～いってるさなかに蓋が転がっていく様をご想像ください。

ちょっと、パニック。
事なきを得ましたが、ちょっぴり心臓がバクバクと鳴っていました。

『びっくりさせないでよねー。まったくもー』
なんて、独り言です。

さて、今日もカップスープの為にお湯を沸かしました。
特売だったので買っちゃったしね。買ったからには飲まないとね。

昨日のハプニングがあったので、今日はちゃんと蓋を左手で抑えるという行為をしました。

人間は失敗を糧に成長する生き物なのだよ。ふははのはー。

お湯を全て注ぎ終わったやかんは中身がなくなり軽くなると重心が少しばかりズレるという物理法則が働きました。
具体的に言うと添えた左手の方にグラリと傾いてきたのです。

ピトっ！ジュゥ！あっちぃぃぃぃ～～～～！

左手の薬指の第一関節と第二間接の間の甲の部分に熱されたステンレスが約0.5秒ほどくっつきました。

イヤーン。ラブラブねー。そんなにくっついてお熱いなんて♪
ってそんな余裕あるかい！

すぐ冷やしたので、大げさに言うほどではありません。ちょっぴり痛いですがすぐに痛みも引くでしょう。

しかし、二日に渡ってヤ・カーンの襲撃に合うとはおもいませんでした。

これこそ元寇か！
神風は吹きませんでしたけどね。ヤレヤレ。