1/17その1(モロッコの旅5)
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2011/02/22 20:13:40
8時半過ぎまで眠る。
いびきのうるさい3人組は朝早く出て行った。
なんと言うか、本当にこの車両、白人様御用達だね。
それ以外は私と現地人1組だけだ。
車内販売で、コーヒーを買う。
トイレの水は出ないので、ミネラルウォーターで歯を磨き、ウェットティッシュで顔をこする。
窓を空けて外を見ていたら、白人がぞろぞろと出てきた。
どうでもいいけどクシェットでパンツ1丁で寝ないでほしい。
いや、寝てもいいけど、そのままトイレに行かないでほしい。
そんな格好でめずらしそうに私をじろじろ見るのはよせ。
ロックをガンガン流す奴もいて、ここはどこのリゾート列車? という感じ。
列車は30分くらい遅れたが、無事着いた。
駅はガイドがいてうるさい。
二人して「あいつは悪いガイドだ」と言い合うので、現地の女の人たちのところに行って「ちょっと居させてね」とにっこり。
女の人たちが固まっていると、ガイドも近寄れないもんね。
バスに乗ってジャマ・エル・フナに行く。
旧市街の中心だ。
目に付いたホテルに入ってそこが気に入るのはいい気分だが、今回はまさにそれ。
50DHだがベッドはセミダブルで、洗面台がついている。
トイレとシャワーは共同だが、とても清潔。
窓には色ガラスが使われているし、小さな中庭もこぎれいな、モロッコタイプの宿である。
外に出る。
昨晩も今朝もろくなものを食べてないので、おなかがすいた。
近くの屋台でスープをすする。
元気が出たので、外歩き。
ここに来たからには世界最大のメディナに入ってみなければ。
入り口のガイドが「メディナか?」と聞くのに「違うよー」と言いながらどんどんメディナに入る私。
やはりインドのバザールに似ている。
違うのは道が入り組んでいるのと、屋根がついたアーケードみたいなのがあることか?
ガイドブックに怖い危ないと書いてあったのでどんなところかと思っていたが、意外に歩きやすいところだ。
ここではパキスタンみたいに痴漢はいないし、それほどじろじろ見られないし。
ここのメディナは大きいけれど直線的だと書いてあったから、そのせいもあるかな。
子どもがちらちら気にするのに、しっかり見つめ返して笑ってやる。
すごくいい表情を見られるよ。
「こにちは」と声をかけるガイドには「こにちは」、「ありがと、さよなら」と言われたら、同じことを言い返す。
無視するよりは、オウムくらいの慰めになるだろう。
そんなことしながら何度も歩いていると「またきたぞ」みたいな感じで声をかけられる。
「サバ?」「サバ!」と言うやつだ。
こんなところで高校時代の授業に感謝することになるとは。
こっちの人のフランス語は最後のRまできっちり発音するので、片言でも高校の先生仕込の発音をするとびっくりする人もいるのだ。
道子先生、ありがとうございます。
語学は苦手なんですが、いつもちょっとしたフレーズと数だけ覚えて新しい国に入っていました。
挨拶だけでも、にこっとしてもらえますよね^^
パキスタンはどう宗教の中では戒律が厳しいんですが、外人に対しては関係ないんです。
それに外国人は半ズボンで歩く人も多いから(あちらでは上半身裸で歩いているような衝撃らしい)外国人=フリーセックスと勘違いしている人が多くて^^;
どんな簡単な挨拶でも、一つ二つ話せると楽しさ倍増ですね。
パキスタンは痴漢いるんですか?意外!
なんとなく痴漢なんかしたら、重刑に処されるイメージでした。
日本人って物価差も考えず相手の言い値でも「安い!」とほいほい買う人が多いのと、最低限の警戒心が欠如しているのとで「日本人はカモと思え」と考える国は、残念ながら多いです^^;
当時はアメリカ人と日本人が、「マナーの悪い国代表」でしたね。
今、お隣の国の観光客のマナーが悪い! とよく報道されていますが、日本人だってよその国では同じように見られているんじゃないかなと赤面する思いです^^;
寝台列車は日本では高いから乗るチャンス! と思いますけど、確かに一人では心細いかもしれませんね。
では、誰かと一緒の時に機会があったらお試しください^^
昔インドは女性専用車両があったけど、今はないのかな…。
やはり日本人には高いものを買わせようとするのですねー!
せっかくインドに行ったのに、バザール的なところには行けないまま帰ってきてしまいました!
お話を読んでいて寝台列車に挑戦したい気持ちがむくむくと…(笑
でもチキンな私には一人寝台列車は無理そうです(><)
中国語は地方によって方言きついですからね。
「ニーハオ」「シェシェ」後は「いくら?」と1から10まで、「高いよ^^;」だけ覚えておくと、ちょっとした散歩の時役に立ちます^^
楽しんだ者勝ちなので、どうか楽しんできてください。
外国慣れしてないため少々憂鬱ですが
どんな言葉が必要なのかなー
確かに私も新しい国に行くときには「こんにちは」「ありがとう」「いくら?」などの言葉を必ず覚えていきました。
今回のこれは、私が日本人か、それとも他の国の人間かを調べるために急に言うのです。
日本人には高いものを買わそうとするので普段は無視して歩くのですが、この町ではなぜか楽しくて、こんなふうにしていました。
旅行中にいつでもそれらを学びます。
今、日本語とロシア語をよく勉強しています。=)