MOONLIGHT MILE
- カテゴリ:マンガ
- 2011/02/20 11:07:42
近未来の宇宙開発と世界情勢の変遷、困難に見舞われながらも月開発に挑む人々の姿をリアルなタッチで描いている。アメリカが秘密裏に行う宇宙進出や、それに負けじと追随する中国など実際に起こりそうな話でもある。
2007年に第一部終了。
2007年より第二部がスタート。
魅力的な人物が多い。読めばわかると思います。
猿渡吾郎:主人公
“ロストマン”ことジャック・F・ウッドブリッジ:永遠のライバル
知らない方もいると思うので粗筋を紹介します。
第一部
世界中の名峰を制覇していった学生クライマーの吾郎とロストマンは、エベレスト山頂でISSと月を見て「宇宙への進出」という新たな目標を見い出す。
吾郎は大手建築会社に就職し、様々な重機を操る建設現場作業員として働きながら操縦技術を獲得し宇宙飛行士に選抜される。
一方、アメリカ海軍のパイロットとなったロストマンは、イラクで撃墜されるもイラク反政府ゲリラに助けられ何とか生き延び、NASAに復帰。その卓越した操縦技術と政治的手腕で組織の中でのし上がっていく。
そして二人は宇宙空間で出会うことになる・・・
第二部
2025年、パキスタンの反政府武装組織が宇宙船を乗っ取ってインドの早期警戒衛星破壊に向かった。目的は、パキスタン政府の仕業にみせかけることで、印パ両国を全面核戦争に誘発することにあった。地上では、パキスタンの反政府武装組織が秘密裏に所有していた中距離弾道ミサイルをインドへ向けて発射し、やがて両国は全面核戦争に突入した。印パ核戦争勃発から5年後の2030年、月開発は進みルナネクサスは3万人が住む巨大都市となっていた。吾郎はルナネクサスのSGポリス長官になり、吾郎の子供は地球では生活できないムーンチャイルドとして成長していくが・・・
「ビックコミックスペリオール」で連載中。作者は、太田垣康男さん。