背の眼 / 道尾 秀介 (著)
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/02/15 22:35:43
文庫本で上下2巻
ようやく読み終えました~
結論から言うと
オモシロかったです!!
このシリーズは先に
続編の「骸の爪」から読んでしまったのですが
本作で真備のキャラ・エピソードが補完され
よくわかりました
最初の3分の2はだらだらした展開ですけど
残り3分の1は急展開で謎が明らかにされていき
ラストシーンは
ミステリサスペンスにはあまりない
感動を与えてくれることでしょう
間違いない!
内容(「BOOK」データベースより)
「レエ、オグロアラダ、ロゴ…」ホラー作家の道尾が、旅先の白峠村の河原で耳にした無気味な声。その言葉の真の意味に気づいた道尾は東京に逃げ戻り、「霊現象探求所」を構える友人・真備のもとを訪れた。そこで見たのは、被写体の背中に二つの眼が写る4枚の心霊写真だった。しかも、すべてが白峠村周辺で撮影され、後に彼らは全員が自殺しているという。道尾は真相を求めて、真備と助手の北見とともに再び白峠村に向かうが…。未解決の児童連続失踪事件。自殺者の背中に現れた眼。白峠村に伝わる「天狗伝説」。血塗られた過去に根差した、悲愴な事件の真実とは?第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。
私はまだ、競馬シリーズと手塚漫画の沼から抜け出せませんw