Nicotto Town



パパラギ 2

パパラギは、丸い金属と重たい紙が好きだ。だが、とりわけ好きなのは、手では決してつかめないが、それでもそこにあるもの=時間である。
パパラギは時間について大騒ぎするし、愚にもつかないおしゃべりもする。といって、日が出て日が沈み、それ以上の時間は絶対にあるはずはないのだが、パパラギはそれでは決して満足しない。パパラギは、いつも時間に不満足だから、大いなる心に向って不平を言う。
「どうしてもっと時間をくれないのです!」
そう、彼は日々の新しい一日を、がっちり決めた計画で小さく分けて粉々にすることで、神と神の大きな智恵を汚してしまう。柔らかい椰子の実をナタでみじん切りにするのとまったく同じように、彼は一日を切り刻む。 <中略>
どのパパラギも、時間の恐怖に憑りつかれているので、男だけでなく女や子供まで、自分が初めて大いなる光を目にして以来今までに、幾度日の出、月の出が流れ去ったかを極めて正確に知っている。
   《続く》

アバター
2011/02/14 00:29
<ひれさん>
結構いい勘してるよぉ。。。
文明社会と思ってるところには金しかないでしょう!
アバター
2011/02/13 23:57
丸い金属と重たい紙ってなんだろうって考えたー
国語の問題な感じw
ヒントは文章からでは白人だけー
懐中時計?・・・本?・・・
貨幣?・・・札束?・・・
想像だけがたよりですなー(´・∀・` )アラマァ



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