Nicotto Town


目指すは須らく予想の斜め上。


本日より春。

 今日は「立春(りっしゅん)」です。「冬」は昨日まで、今日からは「春」です。

 とはいえ、あくまでも暦上での話ですので、実際の春はまだ実感できないでしょうけど、七十二候では「東風解凍(とうふうこおりをとく)」といい、「春風に氷が解け始める頃」とされる時期でもありますので、「氷が薄くなった」とかの微かな春の気配を見つけて、「そろそろ春の気配が……」なんて気分に浸るのもいいものかと。


 ところで、今日は睦月二日、旧暦1月2日ということになります。旧暦では1月から3月が「春」ということになってますので、年賀状によくある「迎春」「初春」なんてのは、ホントはこの時期に書くべき言葉だったんですね。

 「七草」なんてのも、古来は当然ながら、「人日の節句」である睦月七日(今年は2月9日)に行われていたということは、そろそろ、平地では「春の七草」も芽を出してきているんでしょうかね?

 さすがに「すずな(カブ)」「すずしろ(ダイコン)」を摘んでくることはできません(盗掘になってしまいますしね)が、それ以外の「せり(セリ)」「なずな(ナズナ)」「ごぎょう(ハハコグサ)」「はこべら(ハコベ)」「ほとけのざ(コオニタビラコ)」なんてのを、摘まないにしろ、探しに出てみるのもいいものかと……。



 なんてことを言いながらも、ちょっと足を伸ばして車で一時間ほど走れば、5月までスキーができるという、この地域では、まだまだ、春は遠そうですが。





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