Nicotto Town


☆ ドリーム・スター ☆


忘れられない 想い出


忘れられない 想い出

僕は 親の仕事の都合で引越しを繰り返し

転校ばかり 学校の友達も

仲良くなれた頃には 転校で

その度に 新しい学校で緊張しては

友達と仲良くなることに 段々と臆病に

なってしまっていた・・・

中学生になって また転校・・・

クラスの人たちは みんな同じ小学校から

進級して顔なじみ 僕だけ 誰も知らない

よその土地から来た僕は 中々なじめずに

学校へ通い始めていた

また引越しすることに なったら・・・

そんな不安もあって 仲良くすることに

臆病になってしまっていた

そんな僕は 隣の席になった女の子が

みんなの嫌われもの だと言うことは

知らなかった・・・

その女の子は 家の事情で

みんなとは 少し違っていたみたいで

妙な あだ名をつけられ 呼ばれていた

僕は 詳しいことは わからないけど

その女の子が いじめられるのを

見ているのが とても辛かったんだ

何をされても 下を向いて じっと耐えてる

僕は いじめられることは なかったけど

自分が いじめられてるように感じたんだ

ある日 その女の子が 小さい子供たちと

遊んでいる姿を 見かけた・・・

学校では 見せない 笑顔

大きな声で 楽しそうに 遊んで

年下の子供たちを面倒みている姿を

学校では 声も 小さく 笑顔なんて

見たことは なかった・・・

正直 クラスのみんなに 嫌われたくない

そう 思っていた自分が 醜い人間に感じ

何時間も泣いた・・・

辛い思い じっと耐えて 何も言わず

その女の子は 休まずに学校へ

通っている

学校の先生までもが 違う扱いをしていた

ある日 英語の授業の時

教科書を忘れ 順番で読みの番が

その子に 回ってきた時だった・・・

僕は 無意識に 机を並べ付けて

教科書を見せた・・・

クラスのどよめき 顔に火が着いたように

なった でも それ以上に怒りにも感じた思い

その子は 小さな声で ありがとう・・・

そう 言ってくれて うつむいた・・・

授業が終わり みんなの ヒソヒソ声

僕は 特別目線を感じながら

こんな思い 君は していたんだ

それからは 毎日 学校へ行くのが

辛いくらい 嫌な雰囲気で

学校を休みたくなってしまっていた・・・

月日は過ぎて バレンタインの頃に

ようやく クラスのみんなとも仲良くなれて

こんな僕にも バレンタインのチョコを

くれる女の子が 何人か 噂されていた

直接 渡してくれる子

机にそっと 忍ばせてくれる子

綺麗な包装紙に包まれて

手作りだったり それぞれ工夫されていた

下校の時 下駄箱に 外履きの靴に

小さな 赤い包装紙に ハートのチョコが

入っていた 当時 一番 安いチョコ

誰が 入れてくれたか すぐにわかった

僕は 特別に 好きな 女の子は当時

いなかった 奥手で 女の子に興味もなく

もてる とか そんなくらいの感覚だった

でも ごく普通の そのチョコが

一番 嬉しく感じ 噛みしめて食べた

きっと 勇気が 必要だっただろう・・・

家庭の事情で おこずかいも無いだろうに

どんな思いで 僕に くれたのだろう

それを ちゃかす友達に 僕は真剣に

怒って喧嘩してしまった・・・

本当の君を 誰も知らない・・・

小さく 割って 大切に食べた

甘いはずのチョコが ほろ苦く感じた・・・


数十年後 ・・・

同窓会の知らせに みんなが集まった

それぞれ顔を合わせ なつかしむ中

ひと際 目立つ 美人の女性

みんなが 誰? 誰だろう?

あんな美人 クラスにいたっけ?

男は みんな その美人に集まり

会話していた・・・

二次会の時 少々のアルコールも入り

当時の想い出を話ていた時だった・・・

一番の美人の彼女が僕の隣に座り

周囲が 騒がしくなった

彼女が ここ 私の席だもん!

誰にも 座らせたくない

そう言って 素敵な笑顔を見せた・・・

僕は その笑顔に 思い出した!

彼女は 僕が気がついたとたん

目を潤ませて ありがとう そう言った

君は 素敵な女性に なっていた

当時 あまり会話もなく 僕は君を

守ってあげれることも満足に出来てなかった

クラスのみんなは 彼女が誰かわかると

誰も 近寄れずに 僕ら二人ゆっくりと

会話を楽しんだ・・・

今の私が笑顔でいれるのは 

貴方のおかげなんです 本当にありがとう

僕は 当時 バレンタインのお礼を言って

いなかった事 嬉しかったこと

色々 話て いるうちに 当時の頃に

記憶が呼び戻され埋められずにいた記憶を

まるで、ジグソーパズルのように埋めるように

お互いに 笑ながら 話した・・・


別れる時に 僕は 言った

ありがとう を 言うのは僕の方だよ!

今の君がいるように 今の僕がいれるのは

君と出逢えたこと だったんだ

きつと 一生 忘れない 

僕の特別な バレンタインデーなんだよ!


                 Dream star ☆

アバター
2011/02/13 23:09
ステキな思い出。
私もね。よく転校しました^^
正義感はステキだね^^
アバター
2011/02/05 20:43
ねね、、私のブログに掲示板2があるんだけどコメしてくれない?

おねがい><

書いてるんだけど、ちなみに連続コメありですw

ステプ&みずやりだよぉ~^^
アバター
2011/02/05 00:25
なんて素敵な思い出。。
ドリさんの過去に、感動して涙がでました。。
綺麗な、キレイなドリさんの心。。
すずの心にも、映して、記憶させます。きっと。。

もてもてなのは、外見だけじゃなく、中身も魅力的だからなんだと納得しました^^
アバター
2011/02/04 10:38
こっちこそどうもありがとう^^

これからもよろしくね^^

ドリームのことは忘れないから・・

本当に今までァリガトォ★゚+.ヽ(*。>Д<)o゚+.゚☆

これも、ドリームのおかげw

なんか涙出てきたみたい(涙><

。・゜・(/Д`)・゜・。うわぁぁぁぁん

本当に☆゚.+゚o(>Д<。*)ノ゚+.★ァリガトォ★

これからもなかよくしてねぇ~><
アバター
2011/02/04 09:05
ブログのコメ見てくれたんだね。。

ありがとう^^

友達だけは、本当だよ^^

いろいろとやさしくしてくれてありがとう><

これからも、友達としてよろしくオネガイします。



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