Nicotto Town


ひまわり畑を眺める一匹猫


若さの行き場

息子の行動を見ていて、ちょっと怖くなる事がある。
いや、ウチの息子だけではない。
こんな事を言うと、じじぃ、引っ込め、と色んなモノが飛んできそうだが
若い連中を見る気持ち悪いと思ったりする。

我が家の息子も、他の子供と同じようにDSなるゲーム機を持っている。
学校から帰ると、宿題を終えぬままひと勝負し始める。

キアヌ、もう1時間以上やってるから、少し目を休ませてください。

「はぁあああい」

と、父の言いつけを守る息子だが、ゲーム機を置いた彼の落ち着かない事この上ない。
少し心を落ち着かせる時間を持っても、いいような気がするのだ。

テレビのCMを見ると思うことがある。
ケータイで遊べるゲームサイトのCMが、なんと多い事か。
確かに一歩街へ出ると、ものすごい確率で人々はケータイを開いている。
バスや電車の待ち時間は当たり前。
人によっては歩きながらとか、時には自転車やクルマの走行中にやってるおバカっちょもいる。

なに故か・・・
ちょっと考えてみる。
人生の「現在」という時間は、2度と帰ってくることは無いのである。
そんな貴重な「現在」を有意義に使いたい。
誰もがそう思うことは、極自然な事と言える。
では、彼らが最も恐れるものは何か?
「退屈」である。

私は今、何もしない時間を恐れなくなった。
心と身体を休め、考え、想い、そして深める事は実に有意義である。
そんな私も、かつては「退屈」を忌み嫌い、恐れていた頃もあった。
その頃、私はどうしていただろうか?
バイクにまたがり、あるいはクルマのシートに身を埋め
ただひたすらアクセルを吹かしていた。

街までのHALF  MILE  アクセル踏み込む 
スピードに目をやられ 退屈が見えなくなるまで♪

考えてみれば、無意味に資源を使い、空気を汚していた私よりも
現代の彼らの方が、健全なのかも知れない・・・。

尾崎が逝ってしまってから、どの位の時間が経過しただろう?
DRIVING ALL NIGHT
古きよき時代・・・。

アバター
2011/02/11 00:34
魔女さま
本来そういった御伽噺や童話などには陰惨なものが多いですよね。
赤ずきんちゃんなどは、狼に食われたおばあちゃんが、狼の腹から出て蘇生するんですよ。
おお怖い。。。

それらを全て正確に伝える事は、やはり現代のメディアには限界があるのでしょうね。
例えばですよ「おかあさんといっしょ」という番組も、母がいないウチの子などはどうやって見せたらいいんだ?
しかし我が子は「おかしゃんはおつきさまにいます」と言って平気で見てる。
問題は受け取る側の感性だと思うんですよ。

浦安鼠の王国に関しては、ハッキリ言って私は好きになれない場所です。
ま、私は人が人にするサービスには、限界があると思っています。
その限界に挑戦している様は、大したもんだとは思いますが
私には不必要なものですね。。。
アバター
2011/02/07 16:54
ディズニーの名作「くまのプーさん」から省かれてしまったシーンがあります。
就学することになったクリストファー・ロビンが
「もう、『なんにもしない』ことができなくなってしまう。」
という一言を漏らすシーン。

「ピーターパン」でも、世界中の子供の祈りがチンカーベルを生き返らせるという
物語中最重要シーンが、人種差別的表現を理由に全面カットされています。

こどもの心に響く、もっとも大切なシーンを
大人の勝手な都合でカットするなら、ネズミ王もただの俗物ですね。
アバター
2011/02/06 22:12
マーメイドさん
うぁ~実に健康的で、感受性豊かなお子様ですね~!
折り紙や読書で、ご自身の感性や世界観を広げる事は
ゲームで得るそれらよりも、どれほど自由で個性的なものでしょうか。
それを変人扱いする人のほうが、型にはまった狭い心の持ち主で、ちょっとかわいそうに思います。

まぁ、我が息子も大好きな電車に乗った日には、車窓風景や電車の型番
シートや車内の形状など、ゲームどころでは無いようです。

ゲームに夢中になってしまうと、他のもっと大切なものを見失ってしまう事もあるかもですね。
せめて、優先順位の中でゲームというものの位置を下げて欲しいなと思ってしまいます。。。
アバター
2011/02/06 09:57
うちはいまだにDSなるものを持っておりません。他の子どもたちが皆持ってるので小学生の頃は欲しそうなそぶりも見せましたが、友達のを借りて遊んだところ、それほどに興味を持つものでもなかったようです。
彼にとっては折り紙で広がる世界や別の趣味の方が楽しかったらしく、電車、バスの移動中はもっぱら読書です。自転車や徒歩移動の時は撮影スポットを見つけるのが楽しみなようで、携帯は通信以外にはカメラ機能しか使わないようです^^;;  はい・・・周囲には変人扱いされてますww
ゲーム機は一番手っ取り早い暇つぶしになると思いますが、他の興味を広げると興味が薄れるようですよ^^  
アバター
2011/02/04 23:48
彩さん
はじめまして。
ようこそお越しくださいました。

私もPS2でゲームは卒業しました。
なんかゲームをしていると、コレは自分があそんでいるのか
それとも遊ばれているのかわからなくなってきちゃいまして・・・。
その後ゲーム機がどんどんポータブル化してきて、現在ではケータイにとって代わられていますね。。。

本来ならば暇つぶしのためにゲームをプレイするはずが、だんだんゲームをするために時間を作るようになったりして、ソレがなんかイヤなんですよね。
もっと他に無いのか?みたいな。
本来であれば優先順位の最後方にあるはずのゲームが、だんだん順位が上がってきてしまうようで、恐ろしいです。
元々が貧乏性なもんで、暇があれば何かすべき事があるはず・・・と思ってしまうんですよね。

福祉関係の方のお話・・・。
それが人間の本能だとしたら、やはり人間と言うのは不完全な存在なんだなぁと・・・。
せめて読書とか映画鑑賞とか、そっちの方に行った方が健全なのですけどね。

尾崎。
もうあんなミュージシャンは現れないでしょうね。
アバター
2011/02/04 19:16
ブログ広場から失礼します。

私も昔はゲームばかりやってましたが、このままでは行けないと思って、思い切ってPS2本体ごと処分して、今はゲーム機をもってません。
でも、ケータイやPCはどうしても使うので……誘惑は多いですね。

前に福祉関係の人に聞いたんですが、知的障害とかの子でも、自由時間をむやみに与えると、ろくなことを始めないそうです。ものの配置にこだわったり、細かいことを気にするようになったり……。
一般人でも、やっぱり暇すぎると、落ち着かないですよね。

だからといってゲームばかりでもいけませんが……。
尾崎、懐かしいです。
ああいうミュージシャン、見かけなくなりましたね。
アバター
2011/02/04 19:13
黒猫手毬さん
やっぱりですね、頭ごなしに「だめっ」って言っちゃイカンと思うんです。
楽しいのはわかる訳ですし、全くの悪者でも無いですしね。
まぁ、アレだけに情熱を費やす事はちょっと怖い気もしますけど。
ギャンブル依存症みたいに、やらなくてはいられないという状況にならなければいいかな?と。

そう言えば少し前に、ミクシの依存症主婦のニュースを見ました。
何事もソレ中心に考えてはいけないのでしょうね。
あくまでも自分の生活の中の、ひとつのツールな訳ですから。

>他人が全く気にならなくなる。
問題はソコですよね!
アバター
2011/02/04 15:25
これ、難しいですよね^^;
だってね、わたしの友人の一部にもニコも
ゲームの一種と思い、相手にされない場合も多いんですww

そう思うと子どもにとってもゲームはコミュニケーションの何かを
担っているのかもしれませんね。

でも、双方、やり過ぎは時間の無駄的なところは確かにあります^^;;
ルールというか時間を区切ってやることも大事なんでしょうね。

ただ、今の子どもの遊びは選択肢が増えたってことでしょうね。
ゲーム進化しているから、絶対にハマるようになってます。
一つの時代かなぁ。。

電車の中などでしだすと、個の世界に入り込み
他人が全く気にならなくなる。
それもどうかなぁ。。と
まぁ。。ラーメンや飲食よりは静かでましですが。。
アバター
2011/02/04 11:31
マリーさん
ありゃ・・・まさにGメン75状態ですねぇ。
まぁ、そういう状況は集団心理が働いていて、周囲が見えなくなってしまっているのでしょう。
注意してあげる大人がいなくなっているという問題もあるかと思います。
彼らに大きく影響を与えているメディア「テレビ」で、そういった事はみっともないんだという事を
もっと教育してもらいたいと思うんですよ。
またこの「テレビ」というメディアが大問題だったりするんですが・・・。

ウチのばあちゃんと電車に乗ると思いますよ。
年寄りに席を譲る若いモンが、本当に少なくなりました。
かっこいいと思うんですけどね。
気が利かないのか、あるいは恥ずかしいのか?
88のばあちゃんが立っていても、当然の権利のようにシートにしがみついています。

世の中の役に立つ事をすると経験値が上がるゲームが流行ればいいのになぁ~と・・・。
アバター
2011/02/04 11:20
bird3さん
はじめまして。
ようこそお越しくださいました。

子育ては人生の永遠のテーマかもしれません。
まぁ、完成形などは存在しないのでしょうね。
息子の家庭環境はいささか複雑でありまして、父子家庭を余儀なくされております。
それゆえでしょうか、父である私との絆は深いように思います。
私自身も、彼の存在で生きて行けると思っています。

息子はインドア派なのかアウトドア派なのか、イマイチ良くわかりません。
家でゲームをしたりビデオを見たりするのも大好きですし
私と一緒に魚釣りに行くとなれば喜んで着いて来てくれます。
子供がいると、本当に人生が変わると思いますよ。
私もそうでしたから。
アバター
2011/02/04 11:04
ちろさん
確かに!
退屈をただ単に「退屈だ~」で済ませてしまうと、人は退化してしまうかもしれませんね。
ま、ソコはそれぞれの感性の問題もあるかと思います。
内省的な考えや、想像や夢を膨らませ、深める時間ってのもあっていいと思うんです。
ゲームやケータイなどで味わう刺激も、まるで麻薬のように当たり前にいつでも味わえるという環境は
かえって依存してしまう要素になる恐れもあるのではないかと。
子供の頃からそういった環境が整えられている彼らは、それに依存してしまっているように思えてなりません。

幸い我が息子はテツでありますゆえ、そういった時間も妄想の旅などに出かけており
それほど苦痛な時間になる事は無いようです。
そうですねぇ、中には素晴らしい内容のゲームソフトもありますね。
息子も「鉄道検定DS」やら、「鉄道ゼミナール」など、訳のわからんゲームに夢中であります。
最近ようやく、友達の影響から「ポケモン」を始めたようです。
コレで彼も、子供の仲間入りです。。。
アバター
2011/02/04 08:14
私も最近の子供はっΣ
何て言ってしまうほど歳を重ねてしまったのか?と
思ってしまう時が多いんですよね~
例えば 歩道いっぱいに並んで
歩く小学生達が荷物をたくさん持った私とすれ違う時でも
道を譲ってくれない時、
「狭い道なのだから4人で並んでないで
せめて半分は後ろに回れ!」
と 小声で言ってしまいます。
もし荷物をたくさん持った人が
私じゃなくて
お年寄りだったら
その子達は道を譲ったんだろうか?
でも それが誰であろうと
道幅いっぱいに並んで歩く事が
良い事か悪い事かなんて
小学生だって 
きっとわかるはずなのに!
ゲームに夢中になって周りが見えない人も
たくさんいるから
子供の時の教育ってやっぱり
大切なんだと思う今日この頃です。
アバター
2011/02/04 06:49
子育て難しいですね。
子供に一生嫌われるぐらいの接し方したほうが、
いいかも?と思ってしまうこともあります。
反抗してアウトドアになるか、
引き籠ってインドアになるかは難しいですが。

子供のいない僕には遠い話です。
アバター
2011/02/04 04:47
人は「退屈」で死ぬ生き物ですからね。
「退屈」というのは実はとても恐ろしいんですよね。
脳の刺激が少ないと、老いも早く進みますし。

でもキアヌくんはそんなに落ち着きがなくなるほどゲームが好きなのに、
ちゃんという事を聞いて辞めれるのだから、イイ子だと思いますよ^^
実は私もゲーム大好きなので、キアヌくんの気持ちもちょっとわかったりしてw
でも今の自分の反射神経と、状況判断、決断力はゲームで培われたものといっても過言ではありません。
種類によっては自分にプラスになる内容のゲームもありますから。
どうせやるなら、そういった良いゲームに出逢えると良いですね。



月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.