羽柴秀吉
- カテゴリ:自作小説
- 2011/02/02 21:47:04
これは私こと蘭丸が信長様に奉公をしていた時のお話でございます。
信長様がホットケーキが食べたいと仰っておりましたので
すぐさま用意をしてお部屋に戻ってきた時でございました。
信長様のお部屋から誰かと会話をしている声が聞こえます。
「信長様、信長様。実はわたし・・・そろそろアレをしようと思いまして・・・」
「なんだ?サル。キーキー五月蝿いぞ。小言はいらん。さっさと用件を言えい!。」
「酷い・・・信長様・・・ (゚ーÅ) 」
サルというのは信長様の新入りの部下でお気に入りの一人。木下秀吉さんでございますね。
わざわざ信長様のお部屋でお話をされるのは一体どんな内容でございましょう?
嗚呼、早くお部屋に入らなければせっかくのホットケーキが冷めてしまう・・・
でも、積もる話がありそうなので、ホットケーキには申し訳ないのですが、もうちょっとお部屋の外で待機いたしましょう。
「で、何だサル。アレとは・・・もしやわしの大事な妹・市を・・・∑( ̄皿 ̄ 」
「いっいえ!滅相もございません (; ̄Д ̄) 実は・・・そろそろ私の名前を変えようと思いまして・・・」
「名前を変えるだと!サルからゴリラにでも変わるのか?」
「ちょっと待って!!それはあだ名でしょ!あ・だ・名!!」
「わしに向かってタメ語とはいい度胸じゃのぅ (-ε-)」
「ひぇ~お許しくださいませ。
で、で!話は戻しますが、私めはいつもお世話になっている
丹羽長秀殿と柴田勝家殿の名前から一文字ずつ頂いて
”羽柴秀吉”と改名しようと思っているのです」
「羽柴秀吉かぁ・・・なんか洒落ていて気にくわんのぅ・・・そうじゃ!
柴田勝家の”柴”と前田利家の”犬(あだ名)”より今日から”柴犬秀吉”と名乗れv」
「そ、そんな~私の名前に犬がついてしまったら、あだ名のサルより犬猿の仲になってしまうではございませんか( p_q)」
「面白くて良いではないかv今日はお前は柴犬秀吉じゃΨ(`▽´)Ψ」
こうして木下秀吉さんは柴犬秀吉さんに名前が変わり、
信長様は美味しくホットケーキを頂きました。
~ 補足 ~
”織田信長の天下布武日記”という本を読んで好き勝手に作った創作物でございます。
皆様分かっていると思いますが、断じて秀吉さんは”柴犬秀吉”にはなっていません。
今回は悪ふざけがありましたので、次回は真面目にやろう。
と笑わせてもらいました。
え?、そっちが本題ぢゃない?
ひげねずみとか、色々あだ名も付け替えてたらしいですね^^
怖いけどお茶目なイメージがあります。
そういう会話で秀吉をからかって遊んでいたようですねw