やってみて!!
- カテゴリ:日記
- 2011/01/28 17:38:51
思い出すとき、視線が動く。
もし、今近くに人がいたら、何気なくこんな質問を投げかけてみてください。
「一昨日、何色の洋服を着てた?」
そして、相手の視線を動きに注目。
そのあと、もうひとつ、こんな質問を。
「小学校のときの校歌のメロディって、覚えてる?」
ここでも、相手の視線の動きをチェック。
どうですか?答えを思い出しているときの視線が、質問によって違う方向を向いていた、という方がけっこう多いのでは。
本人が意識していなくても、何を思い出しているかによって、眼球の動きや視線の向きって、勝手に変化しちゃうんです。
この視線とココロの関係は、「神経言語学的プログラミング」という心理療法において発見されたもの。
では、どんなときにどんなふうに視線が動くんでしょう?たくさんのカウンセリングの結果からまとめられたものをチェックしてみましょう!
視線とココロの関係をチェック。
①想起イメージ:過去の体験を思い出すとき
例「一昨日着ていた服の色を思い出す」「昨日やった仕事を思い出す」
本人から見て左上、観察者から見て右上に視線が向きます。
②構成イメージ:見慣れないものを自分なりに新しく構成するとき
例「六本足の馬が走っている情景を想像する」「理想的な出会いを思い描く」
本人から見て右上、観察者から見て左上に視線が固定されます。
③聴覚イメージ:聴覚に関わるイメージをもったとき
例「小学校の校歌のメロディを思い出す」「CMに使われている曲が何だったかを思い出す」
本人から見て左下、観察者から見て右下に視線が移動します。
④触運動感覚イメージ:感覚に関わるイメージをもったとき
例「マラソンでの苦しかった場面を思い出す」「小さい頃持っていたぬいぐるみの肌触りを思い出す」
本人から見て右下、観察者から見て左下に視線が固定されます。
ただ、これらは右利きの人の標準的な動きなので、人によっては独特な動きをみせる人も。
また、たとえば「小学校の校歌のメロディを思い出す」ときに、教室の風景や友達の顔なども一緒に思い出すことってありますよね。
そうなると、「聴覚イメージ」と「想起イメージ」が混じりあって視線が定まらない、ということも起こってきます。なので、上の表はひとつの標準的目安、といったトコロでしょうか。
視線の動きを、日常生活へ応用。
この視線とココロの関係、けっこう日常生活で使える場面もあったりするんです。
たとえば、誰かに「昨日あった出来事を思い出してください」という質問をしたとします。
この質問の答えって、かなり幅が広いですよね。
体験したこと、食べたもの、聴いた曲、感じたこと…いろんなことを思い出すことができるはず。
なので、その質問の答えを考えているときに相手の視線がどこを向いているかで、
その人がどういうタイプかってことをうかがうことができるわけです。
たとえば、相手に何かを説明するとき。
先ほどの質問に対して、観察者から見て右上に視線が動く人は「①想起イメージ」タイプで、視覚からの情報を頼りにする傾向があるので、目で見てわかりやすいように説明するのがベター。
さらに観察者から見て左上に動く「②構成イメージ」タイプは、イラストなどイメージを喚起しやすいものを用いると理解してもらいやすくなります。
観察者から見て右下なら「③聴覚イメージ」タイプなので、部屋のBGMなどに気を配ったり、テンポよく話をしたりするといいようです。
観察者から見て左下なら「④触運動感覚イメージ」タイプなので、何はともあれ実際に触れてもらうことがイチバンの説明になるというわけ。
嘘も、見破らせていただきます。
そして、今回のタイトルにもあるように、この方法、相手の嘘を見抜くのにも使えるんです!
恋人やパートナーが最近なんだかあやしい…と思ったら、「一昨日、どこに行ってたんだっけ?」なんてさりげなく質問して、相手の視線をチェックしてみてください。
そのとき、視線がアナタから見て右上に動いたら、単純に過去の体験を思い出しているということなので、特に問題ナシ。
でも、アナタから見て左上に動いたら…!?
あらたなイメージを作り出そうとしている、つまり作り話をしようとしているということなので、要注意!
もちろん、即、クロ!という判断基準にはなりませんが、ちょっと注意して相手の言動を見守ったほうがいいかもしれませんよ!?
やっぱり、「目は口ほどにものを言う」っていうのはあながちウソじゃないようです。
意識していくても勝手にあらわれてしまっている、というのがコワイところ。
自分では気付いていなくても、アナタのその視線の動かし方、恋人やパートナーが鋭く観察しているかもしれませんよ~。


 
		































STPダヨww
wwww
そっち方面にすすむんか~。
て、TVの見すぎちゃうか~。