思い出の本
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/01/23 17:24:39
色々あるんだけど、人が泣かない本で泣いた事があるのでそれを紹介ってことで。
読んだ事はなくても、タイトルだけなら知っている方が過半数ではないでしょうか。
オルコット作の「若草物語」です。
何処で泣くんだ?
そう思った人は普通の人です。
ベスが猩紅熱にかかり、死に掛けたあのシーンか?
そう思った方は感受性豊かな方だと思います。
私が泣いたシーンは、ジョーが髪の毛を切ったシーンです。
父親が戦場で病に倒れ心配する母を戦地に行かせるために、自慢にしていた長い髪をばっさり切って鬘屋に売ったあのシーンですよ。
もう、涙ボロボロ、鼻水もノンストップです。
4姉妹の中でジョーが非常に私に似ていたんですね。
男勝りで、本の虫。
喧嘩っ早いが正義感にあふれている(自分で言うな?)
共通点が多いから、ジョーになりきって読んじゃってたんですよね。
まぁ、若草だけではなく、他の本でも主人公や自分に性格の近いキャラクターに感情移入して読んじゃうから、変なところで泣いたり笑ったりしちゃうんだけどねw