わたしのハートに刺さってる矢の様なもの
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/01/22 01:44:47
今週のブログテーマ " 思い出の本 "
本好きなわたしにとって,
思い出のある本はたくさんあり過ぎて,
どうしようか?と, 思いながら,
お友達のブログをながめて居た時に~
" 思い出の本が無い "
のひと言が
なぜか,
ずーっと記憶の深いトコに なおし込んでいた本の題名を,
鮮明に思い出させてくれました.
" てのひら島はどこにある " 著:佐藤さとる
わたしが手にして読んだのは, たぶんこっち.
http://satoru-web.kids-book.info/tenohira.htm
最近また再版された様です.
http://www.amazon.co.jp/てのひら島はどこにある-新・名作の愛蔵版-佐藤-さとる/dp/4652005156
最初の出会いは, 父が出張の帰りに買って来てくれた本の一冊でした.
小学校に上がる前だったと思います.
ひらがながようやく読める程度だったので,
なかなかよみすすめられなくて,
通して読むコトが出来たのは, だいぶ後になってからでした.
中身に関しては, ほとんど覚えていません.
ただ, 物語の最後の辺り,
本編の主人公と友達が大人になって再会する場面が,
心の中に絵の様になって残っています.
父に付いて転校の多かったわたしにとって,
子供の頃の友人達と, 大人になって再会することを想起させる
どこかしら甘酸っぱい想いを抱かせてくれた場面でした.
きっと, おとなが読んでも楽しめるファンタジーです.
こどもたちには, 長じて再び出会って欲しい
そんなお話だった気がします.
架空の物語をつくることと,
人生を生きて自分の物語を紡ぐことは,
似ている…のは当然かもしれません.
むしろ, 両方は同じ, もしくは, 等価だと,
この物語を通じて感じてた気がします.
もう一度読みたくなって来ちゃった.
図書館にあるかなぁ…
私は同じ佐藤さとるさんの「コロボックル物語シリーズ」が好きでした♪
昔は夢がある物語が、多かったような気がします
見に行かなくっちゃ(笑)
とりあえず、ググってみますね。
ところで、ステキな@@メガネですね。思わずお揃いにしてみましたw
再版本は貸し出し中みたいですが、愛蔵版はあるみたいですね。
私も父親の転勤などで転園、転校、繰り返しました。
幼馴染ってのもいませんし、同窓会にも縁が無いです。
さすがに大学時代のサークル仲間は今でも付き合いがありますが、
彼らとは思い出というより、今を共に生きているという感じが強いですね。
同じ同級生なのに、片方は幻のように現実感がなく、もう片方は思いっきり現実的。
自分の中にもそういう対照的な世界があるんですね~。
思い出の本。
面白かった本、何度も読み直した本、とはまた別なんでしょうね・・・。