思いでの本・・・それは、もちろん少年探偵団
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/01/22 00:06:41
私には5つ年上の姉がいる。
私が小学生の頃、ハマっていたシリーズがあった。
ポプラ社からでていた江戸川乱歩の少年探偵団シリーズだ。
で、何故姉の話がでたのか・・それは、
姉はアルセーヌルパンとシャーロックホームズが大好きだった。
ポプラ社にはこの
アルセーヌルパンシリーズとシャーロックホームズシリーズそして、江戸川乱歩シリーズが有名であった。
いつも、比較され続けていたぶーくんは(だいたい5歳も違ったんじゃ、能力差が歴然だろ!って思うのだが)
学習した!!
そうだ!!
同じことをしなきゃいい!!
そう、たとえば母親は油絵を描いていた、で姉も油絵を描いていた、そこでぶーくんは水彩を描いた。
姉は、趣味で小説を書いていた。だから私は漫画を描いた・・・・
と、まあこんな感じである。
だから、
あえてルパンとホームズは読まなかた(大人になってから大人用の本では読んだが)
何故か姉が読まなかった、少年探偵団を読むことにしたのだ。
実にわくわくした!!
自分と同じくらいの少年たちが、危険な目にあいながらも事件を解決していく
結局シリーズはすべて読破したが、
そのせいで、江戸川乱歩の作品はこの少年探偵団で終了してしまった。
ところが、
創元推理社からでている江戸川乱歩全集は背表紙が美しい!!
あまりの美しさに、一冊購入してみたのだが
それが、ものすごく面白い。
「孤島の鬼」という作品だ!
乱歩の作品で一番は?と、いわれれば即答で「孤島の鬼」と答えるだろう!!
子供の頃に読んだものとは、全く違って大正~昭和初期の独特の暗さのなかに淫靡な雰囲気が漂う。
いわゆるエログロというジャンル?にあって、やりすぎず程よい感じを受けた。
今では、完璧な差別用語がバリバリ書かれているが(原文を崩さないための配慮)それも、
作品が書かれた時代を感じて、現代の作家が大正~昭和初期を書くのとはまるで違う世界観がある。
で、話は戻るが
「孤島の鬼」が面白すぎて次々と読んだ。
2日で3冊ペースだった。この月の書籍代は恐ろしいことになった・・・
であっという間に、全巻読破!!
結局は「孤島の鬼」を超える作品は無かったのだが、
「ひとでなしの恋」
「三角館の恐怖」
「十字路」
「緑衣の鬼」
などは、面白かった。
で、少年探偵団シリーズでも大人向けと同じ作品があったのだが
さすがに、少年少女向けにもろエログロ大爆発なことはできないわけで
「一寸法師」とか「人間彪」なんかは大人になってから大人向けで読むのがふさわしいと思った。
愛知県出身なので、地元のテレビに時々出ていました。
そうなのですか~
私は劣等感の塊なので、なるべく比較されないような生き方をしてきました。
なので、比較されることがいまだに大嫌いなのですよ~
みぃちゃんさんへ
この頃は、本当にどうかしてたくらいに本に没頭しました!
あれほどハマったのは、あの時ぐらいですw
それに、あまり早く読み終わるとお金もかかるんですよね~
ぽちさんへ
本とか漫画とか大好きでしたね~
あのころは想像力も豊かだったのか、そのころに書いた文章とか漫画とかって
結構笑えますw
苗採るさんへ
天地茂ですか~!!
以前、江戸川乱歩が好きって話から、明智小五郎の話になって天地茂の話が出てきましたが、
実をいうと、ぶーくんは天地茂を知らないのですよ。
で、ググってみるとなかなかのイケメンなのですね!!
天地茂を思い出します。
本読み少女??だったのね。
ぶーくんは、お姉さんと逆行動派だったのですね。
うちは、ぶーくん家と逆で、お姉ちゃんの真似ばかり
でした(;・∀・)
本当何でも一緒で、中学の部活もそうですし、洋服の
趣味とか、髪型、車の趣味もそうですねw
だから今は、自分で決めないとなので実はこの先
どうして良いか不明のまま生きておりますw