お題・思い出の本【誰も知らない小さな国】
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/01/21 11:27:35
この本は佐藤さとるさん著作の、コロボックルシリーズの第一作です。
学校の図書室には、シリーズの他の本、「豆粒ほどの小さな犬」等々はあったのに、なぜかこの本だけは欠けていたのです。
先生にしつこく聞いたら、「誰かが借りたまま返さなかったらしい」という返事。
無いと余計に読みたくなるのが人情です。
仕方がないので、誕生日プレゼントにリクエストして親に買ってもらいました。
静かな感動がやってくる、良い本でした。
先日、この本の文庫本が復刻され、解説がとてもいいという評判を聞いたので、文庫本を購入してみました。
あの日と同じ、静かな感動が押し寄せてきました。
良い本は時代を超えるんですねぇ。
>Wゼロ・カスタムさん
メモルは存じております。
でもメモル達は宇宙人ですからねぇ(笑)
何年か前にメモルの食玩フィギアが出たのですが、そのかわいらしさと懐かしさから…その、俗に言う「大人買い」をしてしまった事がありますです。ハイ。
>りりさん
コロボックルはアイヌの伝説に出てくる小人です。
物語の中で主人公が「君たちはコロボックルでは?」と聞く場面があるのですが、小人たちの返事は「わしらの先祖は、スクナヒコ様だよ」。
でも主人公は両者が共にががいものさやの船に乗っていたことから、「スクナヒコ様はコロボックルでは?」という結論になり、小人たちもそれで納得して「わしらはコロボックルらしいね」となったのです。
りりさんも機会があれば、是非手にとって下さいね。
小人さんのお話?
読んだことは多分ないような・・・
復刻されたのは嬉しいですね♪
>フェイさん
そうです。せいたかさんです^^
せいたかさんとおチビ先生の恋物語でもあるんです。
なんせ昔の本ですから、記憶もあいまいになりますよねぇ。
記憶はもうあいまいです ^^;
姉1(仮)wが愛読してましたv
>Wゼロ・カスタムさん
さては未読でいらっしゃいますね^^
このお話は日本のどこかに小人=コロボックルが隠れ住んでいる小山がある、という設定のファンタジィです。
とてもよく出来たお話で、時代背景が終戦直後なので、今読むとレトロ感もたっぷり味わえます。
機会があれば是非手に取ってみては如何でしょうか?
毎日出版文化賞と国際アンデルセン国内賞も受賞している名作なんですよ^^
>yuunaさん
あはは。
確かに読み始めると、一気に読んでしまう(読みたくなる?)不思議な魅力がある本ですよねぇ。
これがきっかけで、又沢山の方が手に取って下さるといいのですが。
勉強そっちのけで読みふけってた思い出が・・・w
>たかこさん
文庫本は講談社文庫から出ていたのですが・・・一度絶版になり、復刻されたばかりです。
表紙は村上勉さんの描き起こしで、とても素敵でした。
シリーズ全部を読むなら、講談社の青い鳥文庫or佐藤さとるさんの全集ですね。
なんせ、佐藤先生もかなりのご高齢ですから。
文庫本になっているとは知らなかったなあ…。