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目指すは須らく予想の斜め上。


初大師

 初大師(はつだいし):その年の最初の弘法大使の縁日。1月21日。初弘法とも。

 こんな日もあるんだ。

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2011/01/23 23:17
詳しく調べていただいて恐縮ですっ。
「月命日」だったのですね^^ それにしても12月3日~12月31日までを飛ばしちゃうって強引すぎますね~@@ 
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2011/01/22 01:42
 調べました。結論から言うと、俗に言う「命日」ではなく、「月命日」にあたる日でした。

 と、いうのも、空海(=弘法大師)は承久2(AD835)年3月21日に入滅(人として死んだ日=神仏としての誕生日)されたと伝えられているので、毎月21日を弘法大師(敬称略)に縁の有る日(有縁(うえん)の日、つまりは「縁日」)として「大師参り」を行うと御利益があると。
 んで、年の最初にある縁日を「初」、年の最後にある縁日を「納め」または「結び」っていうことで、 (川崎大師や東寺は)特に賑わう……らしいです。

 以上、wikiやらで調べた結果です。

 ま、真言宗的には、大師様は今でも(神仏として)生きておられるそうなので、厳密に言うと「月命日」っていうのとは違うのかもしれませんが、普通の人に当てはめれば、「月命日」と考えるのが妥当なんでしょう。


 と、ここまで書いておきながら、素朴な疑問がむくむくとわき上がってきました(以降、暦の話に入ります)。

 現在の暦(=新暦=太陽暦)になったのは、明治6年1月1日(AD1873年1月1日)以降です(余談ですが、前日の明治5年12月31日(新暦)は、旧暦(=太陽太陰暦(専門的には「天保歴」というらしい)では明治5年12月2日だったということです。太陽暦を導入して西洋社会と整合性をとるために12月3日から31日をすっとばすという力技を使ったんですね)ので、承久2(AD825)年当時は、旧暦だったはずですよね?とすれば、大師様が入滅された21日というの日付けは、旧暦であったと考えるのが妥当ですよね。

 旧暦は月齢にほぼ等しいので、旧暦21日というのは、ちょうど「下弦」の「半月」。今のようにカレンダーがなかった当時、多くの人は月のかけ方を見て、下弦の半月になると、「ああ、大師様の縁日だ」ということで、お参りしてたんだと思うわけですよ。

 とすると、新暦21日にお参りする意味は?と考えてしまうのは……へ理屈なのかな?
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2011/01/21 22:47
1月21日は弘法大使の命日ではなかったですか? 




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