♪ニコッと時代劇 ~姫の巻物の巻~ 其の伍♪
- カテゴリ:自作小説
- 2011/01/20 20:59:35
月詠「うさぎ忍法の巻物は月から持ってきたものでありんす。
それ故、満月に当たりますると巻物の中の人参が黄金に輝き出しまする。
月からの使者はその光を目安に、あちきしの所へ参るのでありんす。
姫様に預け、隠したつもりでありんした…。」
姫「…。
…おぬし、
月からの使者が来たら、
今宵帰らねばならぬのかや?」
月詠「…………。」
姫「泣くな!
巻物を取り返せばよいのか?」
月詠「…はい…。」
姫「使者が到着するのは何時じゃ。」
月詠「このころなら丑三つ時にございまする。」
姫「分かった。
必ず戻る故、早まるのではないぞ。
よいな!
これは命令じゃ!
紅!
蒼!」
蒼・紅「お傍に。」
うさぎ姫の傍らに二人のくのいちが現れた。
姫「一刻を争う!
盗賊を探し出し、巻物を取り戻せ!
巻物への標(しるし)は月光のような輝きじゃ。
よいな、巻物を汚すでないぞ!」
紅・蒼「はっ!」
姫「わらわも戻って支度をする。
よいな月詠、決して早まることをするでないぞ。
すぐ戻る。」
月詠「うさぎ姫様…」
姫は吉原を後にした。
♪つづく♪
当然じゃ。
カッコよさはいんでぃじょーんずも敵うまい。
惚れるな。
わらわにかまうと火傷するぞえ。蒼「姫!ちゃっかまんを振り回してはなりませぬ!」
当然じゃ。
一国一城を守るために判断力・決断力は欠かせぬ。
当然じゃ。
惚れるな。
当然じゃ!
わらわを誰だと思っておる。
かっこいいですよー><♥
続きもまた拝見いたします^^
((((o゚▽゚)o))) ドキドキ♪
姫かっこいいいでありんすw