ジャンヌ・ダルク
- カテゴリ:勉強
- 2011/01/18 23:46:09
この頃、フランスでは百年戦争によりイングランドから占領されていました。
イングランド兵の占領にたくさんの血が流れ、国が荒れてしまっている時代、私は大天使ミカエル様より声を聞きました。
「フランスを救いなさい。」
私は3年後ミカエル様の声に従い、まずシモンという町に行きました。
しかし、ここにいる方たちは非常な持ち主ばかりでございます。
私の声を聞いてくださらないし、信じてもらえないのです。
しかもフランス王太子シャルル様は国民になりすまし誰が本当の王太子であるかと悪ふざけをしてきました。
しかし私には大天使ミカエル様が御味方にいらっしゃいます。
聖なる力で国民になりすましている王太子を見つける事ができました。
ここで王太子を見つけ出した事でようやく私を大天使ミカエル様の使いとして認めていただいたのです。
王太子にお願いをして私はフランス軍に入れてもらいました。
イングランド兵に勇猛果敢に突撃しましたが、
兵が放った矢が肩に突き刺さってしまいました。
それにいくらイングランド兵は敵だといっても人は人。
私、人を殺したくはありません。
傷口から血が出てきて痛いです。怖いです。
私の手によって命が消えてしまうのももっと嫌です。
ここは戦場だというのにおもわず私は涙が出てしまい泣いてしまました。
私は戦死として戦うのは失格ですね・・・
なので私は剣をもたず旗持ちとなりました。
味方兵の前で鼓舞する役目を堂々と果たし士気が上がってくれたおかげで
7ヶ月以上かかりましたが、なんとかイングランド兵を撤退させる事に成功させました。
王太子が国王になるという事で私は歴代フランス国王が戴冠式を行った町・ランスの奪還に取り掛かりました。
ランスの奪還にはまたイングランド軍と戦わないといけません。
周囲の反対を押し切り、味方になってくれるお友達のおかげでランスを取り戻せ、ノートルダム大聖堂で戴冠式を挙げるこおができたのです。
これで王太子が国王となり今のフランスを変える事ができるでしょう。
私はフランスの為に力を注いでいきます。
しかし
王太子が国王に変わる事によって国の勢力が変わり私は邪魔者扱いにされてしまいました。
政権が変わる事によって私はもう用済みのようなのです。
その上、運が悪いことに戦の最中、私は敵軍に捕らわれてしまい、イングランド軍に身柄を拘束されてしまいました。
7ヶ月間私は牢屋で独りぼっちの生活を送ります。誰も助けてはくれません。
ただでさえこの状況は辛いのにさらに違う不幸が私を襲いました。
ジャンヌ・ダルクは魔女ではないのか?
私は魔女ではないかと疑いをかけられ、異端者裁判をかけられてしまいました。
必死で口論しましたが、誰も聞き入れてはくれません。
ましては大天使ミカエル様の言葉をこれは森の精霊だから違うと言ってくるのです。
ひどいです。私は魔女ではありません。悪魔に心を奪われてなんていません。
私の口論は虚しく、結局裁判判決はこの世で最も重い罪の人がかせられる刑。
火刑が言い渡されました。
処刑当日、私は必死で泣きながら神様に助けを求めました。
「神様、神様!お助けください」
しかし神様は私を助けてはくれません。
身体に火をつけられ衣服に炎が燃え移りました。
衣服が灰となって地面におち、裸体となって辱めをうけても
炎は全く気にも留めずに身体をつつんでいきます。
私はもうダメなようですね。
「すべてを委ねます」
私は最後の言葉を残し、高温と煙で窒息しました。
燃やされた私の身体は灰となり川に流されてしまい、
私は19歳でこの世を去ったのです。
~ 補足 ~
今さらですが、
1月6日はジャンヌダルクの生誕したという事で選ばせていただきました。
小学生の時、人物史でジャンヌダルクの本が読んだな~という思い出があります。
ジャンヌが聞いた大天使の声は
実は医療化学で解明されており
”てんかん”と呼ばれる脳障害の1つで幻聴が聞こえていたみたいですね。
天使でもなく悪魔でもなくジャンヌが聞いた声は病気のせいだったなんて
なんだか悲しいお人です。
ぐだぐだで長い文章をここまでつきあってくれて有り難うございました。
ジャンヌの灰がセーヌ川に流されたのは灰が残ると
それを信奉者が集めて「聖遺物」として扱われない為の処置とも言われます。
聖女であると認められていたからこそ
排除するには異端者な魔女としての処刑が行われたのかなと・・・。
十字軍の時代は広場で突如啓示を受けた少年が少年十字軍を組織したりして
ちょっと突拍子も無い時代だったり・・・。
現代は医学で説明がつくかもですが、結果としてジャンヌがなしたことは聖女かなと思ったり。
その時代の人アタマ逝かれてるッΣ
しかもカンジ悪いだけで魔女裁判にかかるとわッΣ(゚Д゚|||)
ジャンヌって、もうちょっと後の時代に生まれてればよかったのかな??
日がたっていたので読むかどうが迷いまして。読んで感動、コメントしました(笑
ジュンです、お久しぶりでございます。
ジャンヌダルク・・・読んだことあります。可哀想ですよね。
祖国のために髪を切って戦場に立って・・・私には出来ない。
すごいです。でもそのせいで「魔女」って言われたり、「男」って言われたり・・・可哀想・・・。
ミカエル様の声ぢゃ無かったんだーーΣ(゚Д゚|||)
しかも19歳で死んだんだ・・・・。
なんで魔女呼ばわりされたんだろ??
あんまり信じたくないですね(;うД`)
映画で見ましたが、悲しい最後です><
19歳・・・短すぎる人生ですね。
東洋から西洋
興味も幅広いねぇぇぇ♡さすがじゃ!
かのドラキュラのモデルであるヴラド公なども、そういう類かと存じます。
ちなみに、大祝鶴姫は瀬戸内のジャンヌ・ダルク・・・と、どこかのゲームで言ってました(・ω・)
映画はリュック・ベッソンなどを。
佐藤賢一の傭兵ピエールがいまだ記憶に新しい。
ところで当時の火刑ですが、
弱い火力で足元からじわじわ燻すように焼く処刑方だったようです。
結果、意識は長く保ち続けることになり、「もっと薪を!」と受刑者が叫んだりするそうです。
しかし、ジャンヌが脳障害で神の声を聞いたというのは初めて聞きました。
僕の中では、ジャンヌと土方さんは友だちなのですが......
最後は権力の邪魔で迫害
今も昔も…悲しいですね