久々に一気に読んでしまいました!
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/01/16 15:10:04
一冊の本をワクワクしながら読み進んで
一気に読み終えてしまったのは久しぶりです。
本の題名は『天地明察』
作者は冲方丁(うぶかた とう)さん
2010年の本屋大賞第1位で
直木賞にもノミネートされていたので
題名は聞いたことがあるという方が多いと思います。
江戸時代の碁打ちで、数学者、さらには天文学者でもあった
渋川春海の、新しい暦作りにかけた生涯を
周りの人間模様とともに色鮮やかに書き上げた
素晴らしい作品です。
暦という、一見地味な題材を取り扱っているにもかかわらず
内容はとてもドラマティックで
彼を取り巻く人間関係もとても面白くて
飽きることなく一気に読んでしまいました。
物語の中には数学や天文学など色々な学問が登場し
自分にもう少し知識があればもっと楽しめたとは思いますが
殆ど知識がなくても十分読者を引き付ける
とても面白いお話でした。
数学は苦手な私ですが、実は以前この本に登場する
『算額(絵馬)』というものについて何かの番組で見て、
江戸時代の人達は、武士・町民といった身分に関わらず
数学を楽しんでいたのだなぁとちょっと驚いたことを思い出しました。
興味のある方は是非ご一読ください。オススメです。
確かに数学や天文学、暦学などがテーマなので
パッと見では難しそうで敬遠しがちですが
知識がなくても十分楽しめるだけの筆力がある作者だと思います。
是非機会があれば手にとってみてくださいね。
本は大好きですが、最近は目が疲れやすくて以前ほど読んでいません。
でもたまに夜遅くまで読みふけってしまうような本に出会うとうれしいですね。
天文学ですか、難しそうです(*'.'*)
読書好きなのですね(*'ω'*)
主人公の周りの人達がみんなとても魅力的で
物語の面白さを更に倍増させていると思います。
いつまでも少年の頃の好奇心を失わず
算術や天文学に心を奪われ、
更なる高みを目指している人達の姿には
感動を覚えます。
ぜひぜひ読んでみてください。
数学や天文学の知識が全然ない私でも
大いに楽しむことができましたw
本当に変わったお名前ですよね。
私も最初はなんと読むのかわかりませんでした。
宮部みゆきさんの本にもそういう記述があったんですね。
今度読んでみようかな。
コメントありがとうございます。
前から一度読んでみたいと思っていた作家さんなので、
よけいに気になります^^
ぜひ読んでみたいと思います♪
存じていたのですが、本は未読なんですよ。
foochanさんのおススメなら読んでみよう!
算術を楽しんでいたって、たぶん宮部みゆきさんの
江戸話シリーズにもあったと思います。
(霊験お初シリーズだったような。)
これからは、
なるべく1言残してねww