Nicotto Town


厨二病もここまでだ!!!←は


~争いの無い世界~*裏切りと新たな敵Ⅰ*

イライライラ…
椅子に座り、頬杖をついてイラついていた。
そいつは魔族の姫、月だった。
イラつき始めて6時間は経過していた。
我慢の限界なのか、家来を呼んだ。
家来「何か御用でございますでしょうか?」
月「アイツはまだ見つからないの?」
家来「残念ながら…」
月「もういい。下がって」
家来「…御意」
一分も経たずに家来はその場から消えた。
一人しかいない部屋で、ポツリと呟いた。
月「…こんな時に一人家来が裏切り…か」


場所が変わり、召喚族の里。
そこはいつもと変わらず、最高ランクの上に最近事件などを解決していると言われ有名になっている4人。
そのうちの一人が下駄箱へやってきた。
靴を脱ぎ、下駄箱の扉に手をかけた時にまた一人、その場へやってきた
玲「おっはよー」
元気よく手を振り現れたのは存在しない最高ランク、Sランクの藤堂玲だった。
塑羅「おはよう」
挨拶を返したのは以前問題に巻き込まれていた、Aランクの雪城塑羅。
玲「下駄箱で会うのって久々だよね」
塑羅「そうね」
そう言って、塑羅は下駄箱に靴を入れようと扉をあけると…

ドサドサッ

と、どうやったら入るのか分からないくらい大量に出てきたのはラブレター。
毎度毎度のことだが、塑羅は毎朝大量に出てくるラブレターに悩まされて…

いなかった。

本人は中身を見ずにすぐにゴミ箱に捨ててしまうのだ。
玲「毎度毎度のことだけどすごい量だよね」
塑羅「それに同じやつばかり…。捨てるからいいんだけど」
そういった後おもむろに大量の手紙をゴミ箱に捨て始めた。
玲「…ねえ、いつも思うんだけどそれって酷くない?」
玲がそう聞くと、すべて捨て終えた後塑羅は答えた。
塑羅「酷いのはどっちなのよ。こっちは迷惑してるのに毎日毎日…」
玲「うん、でも塑羅が酷い」
キッパリと玲は答えた。
塑羅「…何故?」
即答したことにムカついたのか、ちょっと怒ってるみたいだった。
そんなことも気づかず、玲は言う
玲「せっかく書いてくれてるんだからさー、せめて文くらい読もうよ」
そう言って玲は下駄箱の扉をあける。
すると、10枚ほど手紙が落ちてきた。
それを拾い上げ、よく見ると同じくラブレターだった。
数秒くらい硬直し、玲もゴミ箱に捨てた。
そして振り向かずに塑羅に言った。
玲「……塑羅の気持ち、分かる気がしてきた」
塑羅「でしょうね…」
上履きに履き替えると、二人は教室に向かった。

教室につき、先ほどの事を思い出し、玲は話しかけた。
玲「ねえねえ、さっきの奴なんだけど…」
塑羅「手紙の話?」
塑羅はごそごそと机に教科書などしまう手を止めて聞き返した。
玲「そうそう。私今までああいうのってもらったことないんだけどさ、このごろよく事件みたいなの解決してるじゃん?」
塑羅「そうね」
玲「なんかなー…、人気者?何か有名人を見るような眼で見てくるような…」
塑羅「周りがね。私もあの手紙の量は今日が初めてだったわ」
と、そこに元気な声とともに教室に誰かが入ってきた。
ドジっ子で有名(?)らしい、同じくAランクの流星星姫だった。
星姫「お二人とも、おはようございます!」
玲「おはよー」
塑羅「おはよう」
挨拶を返したあと、玲は星姫のカバンに視線を向ける。
そこに白い紙が出ていた。
玲「星姫、そのカバンに入ってるものって…何?」
玲のその発言に塑羅は大体予想は出来た。
星姫「にゃ?手紙…ですけど?」
玲「その手紙…さ、ラブレターとか言うわけわからん奴じゃないの?」
星姫「そうみたいですね」
星姫がそう答えると、二人は思った。
「やっぱりか」と。
星姫「もしやお二人も何かもらいました?塑羅さんはいつもの事ですけど」
塑羅「五月蠅い」
玲「もらったよ。10枚ほどね」
星姫「それどうしました?」
玲「ん?捨てた」
星姫の質問に即答した。
星姫「えぇーっ!?何故塑羅さんと同じようなことしてるんですかー!?」
塑羅「あんた私に喧嘩売ってるの?」
星姫「いえ、全然」
玲「あんなの邪魔になるしどうせ皆同じ内容だろうから捨てた。ただそれだけのことよ」
玲がそういうと、塑羅はふと黙りこんだ。
それから、何かを思い出すと玲に言った。
塑羅「ねえ玲。見間違いと思ってたんだけどあんたの手紙の中に女子宛の物があったわよ?」
玲「うわっ、何それ…」
玲は机の上に伸びた。
顔を伏せたまま玲は言った。
玲「星姫がもらってるってことはさー、慧璃ももらってるんじゃないのー」
塑羅「その可能性はあるわね…」

いつもと変わらない時間、いつもと変わらない会話。
そんな平和で平凡な時を過ごしていた。

そんな中、思いもよらぬ出来事がどんどん迫ってきているのだった…

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~続く
はい、今年初の小説ですよー

なんかあいつらの会話ムカつく^p^(オマ
何となくで書いてみたけどすごいことになっちゃったww

そろそろ文字数やばいんで。

感想待ってますノシ

#日記広場:自作小説

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2011/01/12 21:10
>流軌亜さん
いやいやいや(ry

この通り私は文才もないですよー
小説家のようとは私には勿体なさすぎな言葉です←

次回もバリバリ書きますよー(ェ
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2011/01/12 14:39
なんか毎回思うんですけど・・・



小説書くの上手いですよね!!
なんていうか・・・小説家のようなww

次回も楽しみにしていますbb
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2011/01/11 20:44

スワンなら出せますが、
其方の出所持済で求めないです><



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