おじいさん拾った。
- カテゴリ:日記
- 2011/01/09 19:11:59
昨日は飲み会だったのですが、バイト終わってから時間があったので一度家に帰り、駅とは反対側だけど近くのスーパーに紙パックと発砲スチロールトレーを出しに行こうと、早めに家を出ました。
で、スーパー前の信号付近で、暗いので最初何かは分からないけれども、四つん這いになっている人っぽいのが見えました。
私の隣を追い越して行った子供連れの主婦の方(チャリ)が止まって様子を聞いています。
私も止まって様子をうかがいました。
おじいさんです。
自転車で転んだみたいで、壁に背中をあずけて座りこんでいました。
主婦の方と私とで、一人暮らしなのか、電話は持っているのか、そんな事を質問し、迎えにきてもらおうとか、救急車は必要かとか、そんな話しをしましたが、おじいさんは
「大丈夫」
と言うだけです。
大事にしたくないのは分かりますが、こちらは心配です。
大丈夫って言ってるからって、放置ってわけにもいかないでしょう。
自転車の荷台に、荷物をくくりつけていたのにほどけてしまったみたいで、紐が後輪にからまっているのを主婦の方が見つけて、ほどけないように荷台に巻きつけました。
少し……10分も経っていなかったと思うけれども、おじいさんが立ち上がろうとしたので、助けようにも私結構非力なので、おじいさん一人を支えられず……通りかかったお兄さんにも助けてもらっておじいさんを支えて、おじいさんがサドルをつかめるようにうながしてくれて、その後お兄さんが先導してくれておじいさんをおうちまで送りました。
主婦の方は、旦那さんに車だしてもらおうとしたのですが、もうお酒を飲んでしまっていたのでダメでした。
おうちまで、近いと良いな。とは思いつつも、ゆっくり歩いたので20分くらいかかり、私はおじいさんが左へ左へ道の端に行ってしまうので自転車を一緒に支えながら右に引っ張りながら歩きました。
おじいさんが途中の道で、
「この道は昔川だった」
とか
「昔はオリオン座も見えた」
とか話してくれました。
今では空気が悪くなって星が全然見えなくなって……。
しかし私の地元は富士山の麓、今でも冬はきれいに星が見えます。
お兄さんは後ろから自転車が来るたびに教えてくれて
「自転車来るからちょっと止まりましょう」
と言いながら、
なんとかおじいさんが
「そこを曲がると家だから」
と言う場所までたどり着きました。
その時、一台の自転車が!!!
「どうしたんですか?」
と。
自転車にも乗らず人に自転車を支えられているおじいさんを見て、何事かあったと声をかけてくれた人。だと思ったのです。
最初。
「うちの父です。何かあったんですか?」
娘さん?お嫁さん?
そんな方がちょうど通りかかって、私とお兄さんは、おじいさんを任せました。
私は元来た道を戻り、スーパーへ紙パックとかを出してから駅に向かいました。
紙パックとか持っていなかったら、もっとしっかりおじいさんを支えられたけれども、そもそも紙パック出そうと思わなければあの道を歩かなかったわけだし、私がいなくても主婦の方が付いていってくれたかもしれないけれども、主婦の方自転車だったし……。
お兄さんみたいな人が通りかかって良かりました。
飲み会には遅刻しちゃったけれども、事情が事情なので仕方ないです。
最近、おじいさんおばあさんに縁があるなぁ……。
「最近の若者」というひとくくりで言ってしまうような老人は結構変な人ばっかりです。
そう言っている老人こそ「最近の老人は……」と言ってやりたいくらいですよf^^;
良い事をしたら、まわりまわって、私のおばあちゃんに行くのです☆
おじいさんはどこも怪我してなかったし、意識はっきりしていたので今回は救急車は呼ばなかったんです。
実際家に送る時に歩けてたし。
夏に若い女性が倒れてた時は救急車呼びました。見ず知らずのおばさまが仕事遅れるけど付き添っていってくれたみたいです。
やっぱり人が倒れてたら助けてくれる人っていっぱいいるんですよね☆
多分他にいっぱい人が立ち止まっていたらすぐ立ち去りました。
私よりも、経験豊富な主婦の方とか、力のあるお兄さんとかに任せた方が安心ですf^^;
おばあさんがどっさり……。
きれいにおしゃれした元気なおばさま達だったのでしょうね☆
おばさまが集まるとすごく元気に会話しますよね、私にも元気分けて下さい(^^)
「近頃の若者~」と言っている人に見せたいですね。小さいかもしれないけど、良いことをする若者はいるんだぞって。
おじいさんが、運ばれていきました orz
同じく、助けてくれるあんちゃんとかきましたww(笑)
世の中まだ捨てたもんじゃないw
とてもいいことをしましたね(●^o^●)
えらいです(@^^)パチパチ