僧正遍昭
- カテゴリ:勉強
- 2011/01/07 23:00:43
拝啓
私は稲の収穫を祝い、翌年の豊作を祈る新嘗祭(ニイナメサイ)に来ておりました。
そこで行われた宮中の宴・五節の舞を見た時です。
舞い踊っている娘たちはなんと美しいのでございましょう!
美しく舞う彼女たちはそう・・・まるで天から下りてきた天女たちのようだ!
どうか、どうかこの舞がこのまま終わりませんように・・・
風よ。
雲の中にある通路を吹き閉ざして天女たちの姿をしばしらく子の目にとどめさせておくれ。
ここで一句
「天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ」
~補足~
これは僧正遍昭が読んだ百人一首の1つです。
僧正遍昭は
平安時代の歌人で桓武天皇の孫。
天台宗の僧となった人物。
句の意味あいは上記の通り。
以前本屋で見つけた「百人一首」の本を見つけペラペラとページをめくって読んだら
「な、なんてロマンチストなものばかりなのだ~Σ(゚д゚;) 」
という事で、興味が注がれ購入。
一通り読んでみましたが、
やはり今の時代にはとても恥ずかしくて言えないような意味合いが込められたものばかり。
今度、遍昭の言葉を言ってみようかなv
「わぁ!TVでAKBが踊ってる!踊っている彼女達はまるで天女のようだ!」
「あんた・・・頭大丈夫?」
絶対、言ったら鋭いつっこみが入りそうだな・・・
直るとイイね(´・△・`)
「行け。我が捨て駒よ!!」とヵ言ってますw
クール系かなw
百人一首は学校でやってるから、まぁまぁ知ってますw
「君がため 春の野に出でて若菜摘む 我が衣でに雪は降りつつ」ってカンジの
ヤツがスキです。 もろ覚えだから合ってないかもw
ただ「ももしきや~」で始まる句は
意味が違うと今なら分かりますが
最初に見たときは(小学生)思い切り笑いました^^;
「君がため 春の野に出でて 若菜つむ 我が衣手に 雪は降りつつ」
光孝天皇の句です^^
摘んできて欲しいなぁ~♪
俺はそのあたりは全然知らないので新鮮ですね^^
また聞かせてくださいね~
が、すでに忘却の彼方へ………(何年前なのかw)
その頃ヒットしてた歌とかは覚えてるんだけどなぁ^^;
昔の言葉使いって音がきれいで余韻が残りますよね。
ステキな詩ですね。。
なんだか昔の詩は言葉が難しくて、理解していないものが多かったのですが、
どうやって詩ができたかをみると、こんなにもステキなものなのですね、
意外と見落としてしまっている物が沢山あるかもしれません。
小学生の時、百人一首の大会があったので、20個くらい必死になって覚えたのを
思い出しました~^^
もうほとんど覚えていないのですが。。
蘭丸ちゃん、AKBは可愛いです!
最近はこういった短歌・または俳句などを詠む機会がなくて悲しい・・・。
一度でいいからこういう詩をつづってみたい・・・。思いつかないけど(笑
私は小野小町の「思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを」
が一番好きですな♪
私の一番好きな一首は
嘆けとて つきやはものを思はする かこち顔なる わが涙かな 西行
です^^
なるほど、意味がわかるとステキな句だなぁとわかります。
「百人一首」の本、ちょっと読んで見たくなりました^^