Nicotto Town


目指すは須らく予想の斜め上。


今日は師走三日で小寒、芹乃栄。

 今日は旧暦で言うと、師走三日(なぜ、朔(ついたち)ではなく、三日なのかというと……4日に書き忘れたのさ。ただそれだけ)。
 ようやく、世間では1月ですが、旧暦的にはようやく師走です。旧暦十二ヶ月の名前のうち、「師走」は一番知られている名前でしょう。「僧(師)を迎えて経を読ませるので……」という由来が定説となっているのもよく知られていますが、「歳極月(としはつつき)」や「成し終わる月」が転訛したという説もあるようです。

 さて、今日は「小寒(しょうかん)」です。暦によると「寒さが日増しに加わり、降雪がみられる頃」だそうです。
 お山に近いココ、安曇野では山はすっかり雪化粧で真っ白なので、「そろそろ降雪が……」なんていわれても実感はないのですが、寒さが一段と厳しくなってきたのはひしひしと感じています。ストーブの火を消したら寒いことこの上なし。風邪には気をつけねば。

 そんでもって、七十二候では「芹乃栄(せりすなわちさかう)」という時期で、「セリが盛んに茂る頃」とされています。
 明日はちょうど「七草」なのでちょうどいいですね……と普通だったら書くところ所なんですけど、「自然を楽しむには、まず旧暦から」を標榜している私としては、新暦1月7日の七草はどうもしっくりこないのですよ。なんといっても、セリが盛んに茂ったとて、その他の草の影も形もない(スーパーにはありますけどね)上に、これから雪も降ろうという時節に春の訪れを知らせるような七草粥を食べてお腹を休めるとともに春の訪れを味わいましょう……なんてのは、やっぱ無理がありますしね。なんといっても、旧暦上の春は睦月・如月・弥生なんですから。
 とりあえずの七草はスーパーで買わざるを得ないとして、ホントの七草を来月9日の睦月七日に楽しめるといいですね(ココではさらにもうチョイ先だと思いますが)。





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.