ドラマ【坂の上の雲】
- カテゴリ:テレビ
- 2010/12/28 16:21:53
坂の上の雲
NHK 日曜夜7時半~
【あらすじ】連合艦隊司令長官・東郷の元に封密命令が届けられ、ついに日露戦争が開戦することになる。日本の要求に譲歩した回答を送ったロシア皇帝ニコライ二世は、極東総督のアレクセーエフが自分の電報に握りつぶしたことを察知し、御前会議を招集した。連合艦隊は佐世保港から出撃、天然の要塞となっている旅順を目指した。真之も艦隊の中におり、季子は開戦の報せに動揺、心配して訪れた律に、子規の用心棒をやったように自分の用心棒もしてくれるよう頼む。【感想】いつものように前半あまり見れなかったんですが、後半はバッチリ見ました。つか、いつのまにか今回が今年の最終回だったんすねw まぁもうそんな時期だよな…。来年も4回で終わるっぽいです。長さ的には大河ドラマの半分くらいですね。それを3年に分けてやったのは、あまりに予算が膨らんで政府から認可が下りなかったからとか。CGですましゃいいものを実写使うから…(;´Д`) それはそれとして、今回はなかなか見応えがありましたね。さすが近代戦。この時代にはもう魚雷とかあったんすね。コンピュータもセンサーも何もなかったこの時代に、このクオリティってすごいと思いました。ベトナム戦争あたりくらいまで、コンピュータなんて実用レベルじゃなかったんすよね。なんか職人芸ってすごいよな。今はもう無理なんだろうな。さて、日本軍はやはりまだまだ戦いに慣れてないって感じっすね。広瀬という有能な人物の命まで失っておいて、閉塞作戦2度も失敗するとは…。この広瀬の最期のエピソードはとても有名で、見てる間親どもがうるさかったわw このエピソードは美談として広まっていますが、というか、日本軍が国民の扇情のため美談として広めたんだと思いますが、確かに広瀬は優れた人物だったかもしれないけれど、行方不明になり生きているかどうかもわからない部下1人を探すため、自分はもちろんボートで待っている他の部下たちの命も危険にさらしたことは、失態以外の何物でもないと思います。しかも結局あきらめて引き上げてるし。その上自分だけでなくボートの部下にも死者が出てるし。この人物の優れたところはここではなく、敵国のスパイを立派にやりとげたことでしょう。しかし、旅順攻略の最中に来年に続くになってしまいましたが、今んとこ秋山兄弟がまったく活躍してないので、これからの活躍を期待します。