♪ニコッと時代劇 ~名刀ムラマサの巻~ 其の六♪
- カテゴリ:自作小説
- 2010/12/28 08:42:32
妖怪子狐に連れられて、妖怪狐の里にやってきたうさぎ姫。
姫「なるほど。こんな森の奥におぬしらの里があったんじゃの。」
狐「はい。今から、女王に会っていただきます。」
姫「狐の女王と言えば九尾の狐じゃ。げげげのきたろうに教えてもらったことがある。」
狐「流石はうさぎ姫様。鬼太郎殿とお知り合いなのですね。」
姫「えぬえいちけいのにょうぼうも知っておる。♪ありがとう~ってつた~えたーくて~♪じゃ。」
狐「…やはりうさぎ姫様を頼ってよかったです。」
狐「こちらでございます。
女王はホンコンコンコンエーガタの病にかかり、
コンコンという咳が止まらなくなっています。女王を治してくだされば、
里の者皆も女王の力で治すことができます。」
女王「コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン…」
姫「…。『こんこん』は狐の常套句と思っていたのじゃが、今回はそれと違うのじゃな。」
狐「どうか、女王の病を治してください!」
姫「あせるな。蒼と紅を待つのじゃ。わらわは着替える。」
そして…
♪つづく♪
当然じゃ!!
惚れるでないぞ♪
髪形が変わってしまうので厄介じゃが、
髪を下ろしたわらわを見るのも一興じゃ。
心して待たれよ。
くらいまっくすはこれからじゃ。
来年になるがの。
しばし待たれよ。
どうなる〜〜。