今日はクリスマス・イブ・・・・。

日も暮れて　街は行き交う人も少なくなり　いつの間にか雪が舞い始めていました。
家々では　クリスマス・イブを祝う楽しいそうな声・・暖かな光で満ちてみえます。

でも　僕は　野良ネコなので帰る家はありません。

＊　＊　＊

いつものように　路地裏に置かれたダンボール箱の中に入りました。
「今夜は冷えるから　フタはきちんと閉じて寝なきゃいけないにゃ～」

教会の鐘の音が　街に響きわたり　夜はひっそりと更けていきました。
そして　小さい頃の楽しかったことを思い出しながら　眠りの世界に入っていったのです。

＊　＊　＊

人間たちが　もうすっかり寝静まった頃でした。
僕は　目がくらむような強い光に目を覚ましたのでした。

「何だろう！」　僕は思いました。

薄っすら雪が積もったダンボール箱のフタを　少しだけ　そぉ～と開けて外をみると・・・・・

雪雲の間から、ひときわ強い光をを放っている星が見えました。
そして　その星は　すぅーと淡い小さな光の粒のかたまりとなって　地上に舞い降りたのです。

ぼおーっとしか見えない光の粒のかたまりをよくみてみると、それは「神様」だったのです。

神様は　街の中を跳ぶように歩きはじめました。
ときどき　神様が放つ小さな光の粒が周囲に降り注がれます。

神様の光の粒を降り注がれた家の人たちは「幸福」になるといわれています。

神様は　だんだん僕のほうに近寄ってきます。
そして　僕のダンボール箱の前に神様が立ち止まりました。

もう　ダンボール箱の全体は　神様の光で包まれてしまいました。
僕は　神様の光で目がチカチカしました。

「あっ!　あわわわわぁ～～～～目がくらむ」

--------------------------

ああ　疲れたぁ・・・今日はここまでにしておきまする。。。

To be continya～（トゥー　ビー　コンチニャー）　=^.^=

・・・続きかんがえなくっちゃ＾＾；