秦・文化
- カテゴリ:日記
- 2010/12/13 12:40:45
統一前の秦の資料に石鼓文、詛楚文と呼ばれるものがある。
石鼓文は鼓の形をした石に文字が刻まれたもので、
陝西省鳳翔県で発見されたと言われており、
北京の故宮博物院に保存されている。
詛楚文は強敵であった楚を呪詛する内容で、
現在は失われているが内容は写されて伝わっている。
書体は秦が独自に作ったものであり、この書体を石鼓文と呼んでいる。
始皇帝は統一時に書体も改めて新しい篆書と言う書体を流通させた。
思想的には法家が当然強いが、道家も同様に強かったようす。
始皇帝陵は20世紀後半に発掘された。兵馬俑が有名。