障害を笑う
- カテゴリ:日記
- 2010/12/05 18:05:50
昨日FNS歌謡祭という番組を見てる途中で、twitter(ツイッターというサイト)で「NHK教育が凄い」というようなことを書き込んでる人が結構いた
なので見てみたら「障害者で笑う」という感じの番組をやっていた
24時間テレビとかとは真逆な感じになるかな?
脳性マヒを抱えた人が病院という設定で漫才をやっていて、
症状が軽い方の人がツッコミ担当で設定は医師、重い方の人がボケ担当で設定が患者という感じ
「今日はどうされました?」→「ちょっと風邪で」→「どんな症状ですか?」という感じで、
会話がすすんで症状を説明するけど、
全部の説明が脳性マヒの症状で、「風邪じゃなくて脳性マヒじゃねえか」みたいなことをやってたりとかしてた。
言語障害とかもあるからか話してることの一部が聞こえなくて、
「何言ってるかわからない(笑)」みたいな感想を出演してる人が言ったりしていた
結構面白かったけど「これ笑ってよかったのかな」とも思った
あと伝言ゲームの時に脳性マヒで言語障害が出てる人が最初で、
次の人が「ちょっと何をいってるかわからない(笑)」って言っちゃうとか、
答えを書く人が腕の筋力の影響で文字を普通に書けなくて何を書いてるか読めないので、他の人が「読めないよ!(笑)」ってなるとか色々凄かった。
他には運動会みたいなことやドッキリとかもあったな
そしたら五体不満足で話題になった乙武さんが、ツイッターで似たような感じのこと話してたことあるなと思った。
「指紋もないし足もない(アシがつかない)ので、完全犯罪が出来る(笑)」とか
「乙武さんの爪の垢を煎じて飲みたいといわれるけど僕には爪がない」みたいなことを結構言うので、「自虐すぎます」というような返信が結構きたっぽい
するとそういう意見に対して「障害者目線の話を自虐と感じるのは、障害を負と捉えてるから」というようなことを言っていたのを思い出した。
そのときの書き込みはこちら→http://twitter.com/h_ototake/status/6322485314195458
乙武さんと同じような体のホーキング青山さんも同じようなことをしてるな
障害者目線の話を毒舌を交えながらブラックジョークで話したりしてるという感じの内容の漫談をライブとかでやったりしてるという感じだったかな~
「あまり気を使って欲しくない」という人も結構いるみたいだし、明るい人を呼んだからこそできた番組なんだろうな~
ただ民放ではできないのかもな~
おかしければ笑えばいいし、おかしくなかったら
「つまんねーぞっ」というヤジも有りではないかと思います。
健常者が正しくて偉いみたいな思いこみも困るし。
「気の毒」に見えるのは、そう言う視点が自分にあるのでは
ないかと、彼らと付き合うたびに自戒する所ですσ(^-^)