宝くじが当たって思わぬ大金が手に入ったら欲しいもの?
答えはひとつだ。

家。

今のこの惨状をなんとかできる、本を真っ当にならべて、選べて、の～んと読むことができる家。

本当のところ、限界をこえつつあるのだ。
書棚をあふれたクロゼット前の本を、すこし片付けたもののほとんど減らず、中の物を出すために本が日々右往左往している。
だけでなく、未読本はこれを書いてるデスク脇で山になっているし、反対側脇には書名を控えていない読了本がこれまた積み上がっている（はやく読了録つけるべきなんだが、その後置く場所を考えると気が重くって……）。
いい加減、不便になってきた。

勿論取捨選択して整理すりゃ、多少はマシになるけれど、なにせ量がある。
作業量甚大、猛烈に暇がかかる。その上意外と重いので体力使う、ぶっちゃけ腰にくる。
そこまで頑張っても、やはり容量不足、だろうな～、これは。

正直、大きな家に住みたいとは感じない。掃除大変そうだし。
けど、いつでもアクセスできるように持ってる本を並べたいな～、とは思う。
生活に必要な物、暮らしを楽しむための物を、さっと手にとれるのが望ましい。
壁＝棚で本が並べられ、必要な物が持ち出せる、システムでもあるといいのかもしれない。
そういえば、実家の居間の壁一面が以前（地震前ね）はちょっとそんな感じで、オーディオ機器とTV、レコード（時代ですな）と、生活まわりで使う文具・工具等々の収まった引き出しなどが、壁面に並んでいた（日常生活に便利で、ものぐさな人間にすれば楽だった）。
もしかして三つ子の魂、ってヤツなのだろうか?

そんな家、本をならべられる生活が楽な家での～んとしたいっス。

ま、そう上手くはいかないのが人生なんだから、とにかく片付けよう。
年度替わりまではあまり動けそうにないし、ここはひとつあと四ヶ月ばかり、徹底して頑張ってみる。

とは言え、やっぱりそろそろ飽和状態でして。
……とりあえず宝くじ、買うべぇか?