紙束地獄
- カテゴリ:日記
- 2009/03/17 23:12:16
昨日の実家からの電話、じつは、今年は釘煮がつくれない、って話だけじゃありませんでした。
親戚のおじさんが倒れた、ということで。
色々あったが、なんとか大丈夫、養生してね、ということになったそうです。
一番近くの縁者だろう、ということで父が助っ人で出かけたそうなのですが。
「家がね、ゴミ屋敷“みたい”になってたって」
もしもし? そりゃ、独り身でそれなりのお年だから面倒ではあるだろうけどさ。
そういう人だっけ?
「いたるところ本が積み上がって。足のふみ場も……」
そーいうパターンかい!
その場で話がどこに着地するか見当がついた。
「あんたもため込んでるでしょ? 片付けなきゃ駄目だよ。手がつけられなくなるよ」
はい、わかっとります。でも積んでます。そろそろ収拾がつかなくなってます。
あんまり度が過ぎると本人も困るよ、とお説教と警告をたんまりいただきました。
読書が趣味、という人にはありがちだけど、本が増えて、あふれて、……ええ、はい、困っています。
親戚のおじさんの場合、そういう状況のおり、体調が悪くて整理を怠ったのでしょう。訳わからなくなるのはすぐです。
復調すれば、まぁそのままにする人じゃなかった筈だけど、さて?
あわない、と感じた本は手放すようにしてはいますが、それでも数は増えていきます。
その上、買ったはいいが読み切れないいわゆる「積み本」も山になっています。
なのに今日も帰途、書店に寄って、ひと山買ってきてしまいました。
度し難いよ。先に積み本の山崩そうよ。小遣い、ほとんど使っちゃったよぉ。