幻想白昼夢症候群 LvX #-2
- カテゴリ:自作小説
- 2010/11/18 18:31:31
ஐ 症状2、パラレル過去トリップ
ここは、とある王宮の玉座の間―――。
2人の王が、使いの者と何やら相談しているようだ…
「龍鬼(リュウキ)、本当に行くの?」
「雀鬼(ザクキ)も来る?」
「流石に二方の王が出向くわけにはいかないでしょう。護衛もそれなりに連れなければ」
「別に、2人で大丈夫だよ。戦えるもん」
口を尖らせ反抗するのは、“東の王 龍鬼”。
少し天然そうだが聡明な“南の王 雀鬼”。
そして執事…要するに二方の王の側近、“風使いの凛(リン)”。
「それでは国の顔が立たないのですよ。
最低限、私だけは何があってもご同行させていただきます故」
一見、清清しささえ感じる青年だが、国のどの記録書にも載っていない“架空の人物”らしいのだ…。
いつから王宮に仕えているのかさえ不明。
龍鬼が訊いた話では、既に曾…(三つくらいか)の時代から居たらしい。
人間ではない、確実な証拠が三つあった。
一つは、頭…側頭部あたりに生えている羊のような“ツノ”。
前にこのことについてきいてみたがスルーされてしまった。
二つは、風使い族であること。
風使い一族は大体が凛のように人間を形どっているものが多いらしいが、本当の姿は純白の羽が生えた美しい白馬だといわれる。
生憎、私は見たことが無い。
三つは、夜に睡眠をとらないこと。
私は、奴が自室で寝ているのを見たことが無い。
そのことも前に訊いてはみたが、今度は笑って流された。
…くそったれ。何一つ分らない。
ただ分るのは、“本来風使いは人間と決して手を組んだりしない”と言うこと。
不自然で不透明、不可思議な架空の人物。
あぁ、そういえば奴の目は緑だったか。
まあそんなことは今はいい。
「もう勝手にして。とにかく夕刻までに支度を、すぐにでも出発だよ」
「かしこまりました」
凛は名の通り凛として涼しげに一礼すると、悠然と玉座の間を去っていった。
時間の都合と、切れのいいここまで。
どうでしたか?こんな駄文を読んでもらって感謝しきりです…
この間コメントをくださったみなさん、ありがとう御座います✿
コメント返しが出来なくて申し訳ないです(汗)
でわでわノシシ
P.S
ニコットさんの修正記事に出ていた「一部のお客様」、それ私です。
記事の通り、私の家の内側で鍵を開けても「外から他の人が入れない」というトラブルがあったのでメールを送りました。
流石はニコットさん、僅か一日で直してくださいました。
本当に感謝しきりです!
※現在、「私が今内側から鍵をかけているため」家に入れません。
御容赦ください。
羊のツノでニコタのアイテム思い浮かべてしまった((
事務局さんお疲れ様です^p^
しかしあのブログに載るとかすげーなww
いや、最初、題名同じだったから、わかんなかったさ。
あれでも、誰目線の文だっけ・・・
ここまでの感じ、凛がすごい気に入った✿
ニコタって、こんなに人が集まってるのに全然荒れてないってすごいと思う^p^
メイプルストーリーとか不具合と荒らしだらけだって聞くし…、さすがbb