カモとハクチョウの御尊顔を拝見してきた。
- カテゴリ:ペット/動物
- 2010/11/13 09:33:40
安曇野近郊でハクチョウ飛来地として有名な犀川沿いの白鳥湖(といっても、小さなダム湖というより、川そのもの)と御宝田(遊水地)にふらっと行ってきました。とはいえ、自宅から自動車で30~40分ほどの距離なので、散歩みたいなものですが。
白鳥湖の方は、ハクチョウの姿は見えず、カルガモ・マガモ・オナガガモ・ホシハジロ・ヒドリガモ・キンクロハジロといったおなじみの連中にちっこいカイツブリを交えて、川の中でわさわさとくつろいでました。
ところ変わって、御宝田の方はというと、ハクチョウ10羽ほどと同じようにカルガモ……たちが遊水地の岸だけでは飽き足らず、人を人とも思わず、足元近くの陸上にまで上がってわさわさと餌を……お前ら、野鳥の矜持はないのか。orz
どちらも(鳥インフルエンザの関係でここ数年は控えているようですが)給餌を行っているんで、いかにも「カモたちがいますよ~っ」ていういかにもな場所。
給餌の弊害は近年、富に指摘されているんで、このまま、最低限の給餌に減らしてくれるといいんだけど……。
写真の練習台には最適なんで数枚撮ってきましたが、あまりにも味気ないんで、とっとと帰ってきました。ま、冬の風物詩ということで、たまには行ってみるのもいいもんだ。
個人的には、いかにもカモ広場な御宝田よりもより自然な白鳥湖の方が好みです。
白鳥に遠慮しながら隅っこ泳いでいたカメに慰めてもらいました~。
要点は「自立」できてるかどうかということじゃないでしょうか。
あまり好ましい例ではないのですが、人間に依存しているのが「野良犬・野良猫」であるのに対して、自活しているのは「ノイヌ・ノネコ」として野生動物扱いになるといいます(あくまでも法の上での扱いですけどもね)。
保護・保全派を自称する私の立ち位置は「野生動物は「野生」のままに」です。
給餌も餓えない程度で、人間と野生動物の間に適度な緊張がある関係に留めておくのが適切だと考えてます。
とはいえ、イギリスの公園なんかで、アカリスがベンチに座った老紳士の手から餌をもらう風景なんかには心なごみますが(あれ? これって写真なんかで見た気がするんだけど、今でもこうなのかな? それとも幻想かな? )。
人間と同じでずっとタダ飯にありついてると、努力することを忘れてしまうんでしょうね。
どこまでが「保護」なのか、考えさせられます。