今日、午前中、仕事で新百合ケ丘に打合せに行った。
その帰りにトイレにいきたくなり、近くの公園によった。
トイレは、公園内の20段くらいの階段を下った先にあった。
その階段にさしかかったあたりで、
一人の男の子が駆け足で上がってきた。５歳くらいかな。
そして、その階段の中段あたりに、
その子のお母さんと弟らしき男の子が（３，４歳くらいかな）
立ち止まっていた。
そのお母さんが「つとむ！」と、
階段の上に到着してるお兄ちゃんに呼びかけた。
お兄ちゃんはつとむ君という名前らしい。
上にいたつとむ君が振りかえる。
私はトイレへと階段を下りていく。
「ゆら(弟の名前）が、足痛いって、動かないの。
ゆら、下手な芝居に入っちゃった。」と、困りはててるお母さん。
階段を完全に降りきった私は、そのお母さんの言葉に、思わず振り返った。
「下手な芝居って！」と、私は心の中でつっこんでいた＾＾
すると、つとむ君は、たーっと、降りてきて、ゆら君の右手を握った。
そして、お母さんは、ゆら君の左手を握った。
すると、びくともしなかったゆら君は、階段を上りはじめたのだ。
ボクは、思わずその光景に笑ってしまった。

そして、私はトイレをすませ、公園をぬけ、駅へと向かう坂道を登っていくと、
私の目の前を子供が走っていた。
あれ、この子、さっきのつとむ君？いや、いや、ゆら君じゃない！
振り返ると坂道の下にお母さんとつとむ君がいる。
「ゆらー、待って～。」と、お母さんが叫んでる。

ゆらくん、君はやっぱり下手な芝居してたのね。ママはお見通しよ。フフ＾＾