渡る世間に花束を
- カテゴリ:30代以上
- 2010/10/29 16:45:50
渡鬼の最終シリーズ、第2回目が昨日放送された。
もはや若い人には見向きもされず、そればかりか不意をつくようにあの大仰なテーマ音楽がかかると脊髄反射で他の番組に変えられてしまう薄幸のドラマである。
若い人 「だってぇ、なぁに? あのセリフ。長ったらしいし、ダイイチ一人でズーッとしゃべってるなんてありえないし」
若い人よ。あなたの言うとうりだ。あなたは正しい。あれはありえないし。
若い人 「それに古くさーいラーメン屋とか料理屋とか、そんなとこばっか映してるし、出てくるのはオジサンオバサンばっかだし、城田優クンとか佐藤健クンとか出てこないし」
若い人よ。ほんとうにあなたの言うとおりだ。あなたは正しい。いつも出てくるのはピン子だし。
思えば最初から渡鬼を見続けてきた。えなりくんは小さくて可愛かった。かずちゃんもわりとブサイクだけど(ゴメン)ほんと良い子だ。山岡久乃も藤岡琢也も池内淳子もリアルで死んじゃったけどミンナ良い演技をしていた。赤木りえさんは大丈夫だろうか。
昨日なんかも口から生まれてきた京唄子師匠までがセリフに詰まりきわどかった。宇津井健も長山藍子も、若い植草克秀クンも長台詞にさ迷っていた。
でもねえ。あれはもはや様式美なんですよ。あれが渡鬼なんですよ。トレンディドラマ(死語?)全盛の頃に同じくして始まったにもかかわらず、年月に色褪せない稀有なドラマなんですよ(なぜなら最初から色褪せていたから)。
今回は「最終シリーズ」と銘打たれている。役者陣はギリギリの演技で戦っている。聞くところではえなりくんにも春が訪れるようだ。おそらく最終回には全員が大団円を迎えることだろう。
その時私は涙をこらえることができるだろうか。今から心配でならない。
一度も私も見ていないです^^;
水戸黄門など長く続くものは皆様式美ができてますよね。
終わるのは寂しそうです
それでも昔、赤木春江さんや沢田雅子さんが出演したいたころは、切れ味抜群のイヤミな台詞が
お茶の間にちょっとしたアドレナリンを提供していたような・・・。
今は老後の行き方がテーマでしょうか。淡々と展開していく演出は、おっしゃるとおり様式美ですよね。。
小津安二郎ワールドを再現してくれていますね^^;
コント以外では。
城田優クンとか佐藤健クンとかが出ていて欲しいのは
むしろ年寄りの願望です。
撃つ胃散。。ん?>宇津井さんは、ザ、ガードマン??の匂いがするし、、
えなり君は子供の頃からなんか苦手で、、
ピン子サンはもっと苦手で、藤岡サンは童考えてもサッポロ1番??
まだ、やってるんですね、、ハイ有人の健闘を祈ります。。あ、俳優陣でした。。