贈る言葉　　　　　　　　　　　　　　　おやじへ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おやじ　4月1日　いきなり末期がん宣告　びっくりしたよな～～　おれも　びっくりしたけどまさか　いきなりとは。しかも　腹水が溜まっていて、切ることも出来なかったねお腹の張り以外は全然　症状無く　いきなりだもんな　おれも　色々病院調べたり手術の方法無いか　かけずり回ったけど　無かったのにも　びっくりしたよ　それから　おやじ直ぐに　自分の整理始めたよな。大好きだった　裏庭の養殖場の鯉の処分早かったよな～しかも　その鯉の養殖場　3年後に土地として使えるように、埋め立てまで　○○さんに頼んで手配　してくれたよな　無茶苦茶早い段取りでびっくりさせられたよ＾＾；確かに俺が若い頃　少し意地悪くおやじが死んだら鯉は埋めるからな～～て言った事覚えてたのかな＾＾；冗談だったけど　ちょっと真に受けて無いか心配したよ＾＾；でも　考えたら後に残る俺たちの為に、色々整理段取りしてくれてるんだなて　思ったけど　鯉を手放して　池を埋める所を眺める　おやじの後ろ姿　とっても　寂しそうだったよな　まともに　見れなかったよ　その他にも　何から何まで　迷惑かけないようにて色々やってくれて　ありがとう。一番すごいのが　入院生活を送り始めた頃の話で、おやじが　おれは　意識がなくなったら　死んだも同然だから最後まで意識を持って居たいって　言ってたよな　幸いにも　腹水の張りの　圧迫感だけだったので　痛みはあまりなかった状況だったので　痛い思いをさせなくて良かったな＾＾でも　亡くなる2週間前位から　胃や腸が癌により　詰まってしまって物が出ない状況だったから　吐くしかなく　辛かったよな～　○○病院から○○中央病院に転院して　良い　先生に出会えて胃に　くだ　通す手術して頂いて　大好きな　かき氷　吐き気が　無く　気持ちよく食べれるように　なったよな　～～両手に握りしめ自分で　食べたよな手術が　終わったの　１０月7日だよな　次の日も　昨日の半分だったけど　俺の前で　おいしそうに食べて元気だよて　おやじは　アピールしてくれたよな　何時までも　強く　リンとした　おやじで　居たかったんだよな　そんな　自分の事は　自分でやると　リンとして聞かなかった　おやじ　でも　旅立つ　3日前から　自分では何も出来なくなり　片言でしか　しゃべれなくなったけど　ジェスチャーで　色々伝えてくれたね　俺にとって　とっても強く　そして　とっても　優しく　また　とっても几帳面で　全然　おやじの真似出来ないけど少しずつ　おやじに　近づきたく思ってるよ　最後は　寝るように　あっと言う間に　旅だったね　最後の最後まで　苦労掛けないようにとか　迷惑かけないようにとか自分を持ち続けて　旅立って　しまったね。そんな人　今まで　見たこと無いよ　びっくりしたよ　無理せず　いっぱい甘えて欲しかったけど　プライドを持ち続けたかった　おやじ　少しだけ恥ずかしいけど　おやじ　今まで　本当にありがとう　一言の言葉では　つずり　切れないけど　おれは、今の気持ち文章に残し　一生忘れず過ごしたいと　思ったんだ　告別式に　自分のおやじに　手紙読むなんて　バカ息子でごめんよ　愛してるよ　おやじ　また　酒飲ももうな＾＾                                                合掌