夜の静寂(しじま)に思うこと…
- カテゴリ:人生
- 2010/10/11 01:33:20
コインランドリー 隣に宅配ピザ屋さんがあります.
24時間だと思ってたら,いつの間にか閉まってましたー
間際に警備会社の人が来てたのは, 戸締まり確認だったのかな?
人通りも無くなってしまって, ちょっと怖い~
乾燥した洗濯物を抱えて帰る道すがら
昨晩のチャットのことを少し思い出したりしてました.
BGMは古いCD, Howard Jones の "One to One"
愛について考えるのならば, ちょっとしたサジェスションを
もらえる歌詞だけれど, 人は人, 他人は他人, わたしはわたし.
でも, 罪を問われてる人であっても.
誰かに想いを聞いてもらって, 間違ってるにしても,
某か肯いて貰える所が一つだけでもあったならば,
ひどく恨んだり, 絶望してしまったり, しないのではないかと
思ってしまいます.
脳出血で認知症の症状のある父が, わたしに辛く当たるのも,
どこか, 他の看護士さんや,家族に伝わらない何かがあるせいなのだと思います.
次第にいろんなことがはっきりと認識出来る様になってきて,
わたしの顔を見ると, ぽろっと涙が出ることがありました.
どうも, 自分がどういうことをしたのか, 言ったのか,
記憶が残っているらしくって, すまないと思う気持ちが
情緒を不安定にさせてしまうみたいです.
リハビリ病院へ転院して,
本人も意欲的にリハビリに取り組んでいるみたいだし,
2週間前に比べたら, 格段に手が掛からなく為ったので,
洗濯物を入れ替えるのに母が通う程度で済みそうなので,
しばらくわたしは顔を見せずに済みそう…
もっと, 情緒が安定してからお見舞いに行こうと思ってます.
高度機能障害とゆー症状は,
自動車事故なんかで, 脳の一部が機能不全を起こしてるのだけれど,
普段の生活で症状は殆ど見つけることが出来ない程度のものも多い様です.
普段の繰り返しの中では, とても安定してるのに,
想定外の外部刺激に晒された時に, パニックに陥ってしまったり,
てんかんの様な症状に陥ったり…
"てんかん" って,
脳生理を詳しく学んでいないからはっきりとは知らないんですが,
いろんな見聞きした情報を踏まえて受けるイメージとしては,
アナログ回路の発振状態に近いみたい.
発信や発進では無くって, "発振"ね,
位相補正の為のフィードバックのある回路で, 出力から入力に
戻され再入力される信号の位相関係が正の帰還になってしまうと
出力が振動し始める"発振"状態になります.
人の"正常さ" というのは, 危ういバランスの上に成り立っていて,
おかしいと思える行動も, なにか理由があるものなのかも知れません.
そういう意味では, 部分的に赤ん坊と同じ状態になってしまって居て,
壊れたり, 足りなくなってしまった部分を, 別の脳の部位で機能を
補える様に訓練出来れば, 元の様に生活出来る様になるのでしょうね.
でも, 壊れて失われてしまった部位が担っていた, "父らしさ"は
きっと取り戻しようがないのでしょうね…
父がこんなことになって, 改めて考えさせられた気がしました.