ドラマ【龍馬伝】映画【チームバチスタ】
- カテゴリ:テレビ
- 2010/10/04 00:33:16
【あらすじ】龍馬たち亀山社中の面々は長崎に帰るが、社中の拠点が荒らされていた。どうやら龍馬が幕府から追われる身となり、留守中に長崎奉行が調べて行ったらしい。社中は小曾根邸で世話になることに。一方、山之内容堂から薩長に近付けという命を受けた後藤は、長崎を訪れる。そこで商人たちから土佐藩なら龍馬を通してと言われ、仕方なく後藤は弥太郎に龍馬を探させる。しかしどこに行っても知らないと冷たくあしらわれる始末。しかし弥太郎がお元を相手に酒を飲んでいる席に龍馬自らが現れ、薩長との仲介をするならまず後藤に会わせろと言う。
【感想】いやいや、あんな刀つき合わせてちゃ話できんでそ…。後藤の扱いが酷すぎますよねー。どうやらこのドラマでは、龍馬暗殺犯は京都見廻組説を採るようですが、ひょっとしたら後藤黒幕説も取り入れるつもりなんじゃないかと思っちゃうような扱いですよね。後藤はドラマに描かれているような、ただ容堂の顔色をうかがうだけの小さな人物ではなく、確かに龍馬ファンには龍馬の手柄を横取りしたためあまり評判はよくないですが、武市亡き後、土佐においてはかなりの傑物であったことは確かです。武市が政治的な分野でしか活躍しなかったのに比べ、後藤は実際藩の重職についていたので、経済的なことも重視し、龍馬と和解するまでにも様々なところで活躍しています。もちろんドラマに描かれているような、龍馬との確執もありませんでしたし、龍馬は清風亭での対談後、後藤を、「彼と我とは昨日まで刺せば突くという敵同士であったのに、あえて一言もこれまでのことにふれず、ただ前途の大局のみを話す。これは人物でなればできない」と誉めたと言います。もし龍馬との和解が後藤のポーズで、後藤が龍馬を利用するためこのような態度をとっていたとしても、それはそれで別の意味で傑物だと思うんですよね。土佐藩を薩長に続く雄藩とし明治政府への影響力を確保するのは、藩から離れて行動していた龍馬だけでは無理だと思いますしね。で、実際龍馬と後藤の会談の周旋をしたのは、弥太郎ではなく皆大好き溝渕でしたw 何でもかんでも弥太郎持ってきすぎだよなぁ。溝渕はこのドラマでも既存のキャラなのだから、ちゃんと活躍させてやればよかったのにねぇ。
【あらすじ】難易度の高いバチスタ手術を次々と成功させてきた外科医・桐生が率いるチーム・バチスタ。しかし最近3回続いて手術に失敗し、患者を死なせていた。桐生はその原因の解明を外部に託すことを院長の高階に要請し、高階は不定愁訴外来の医師・田口公子に依頼した。田口はチームのメンバー1人ずつ事情を聴取してまわり、その結果を院長に報告した。しかし厚労省から白鳥という官僚が送り込まれ、もっと突っ込んだ調査をすることになる。
【感想】まぁ大体ドラマと同じでした。ドラマにはもうちょっと事件がたくさん盛り込まれていて、順番も違いましたが、個人的にはドラマの方がよりドラマチックでキャラも立ってたかなと思います。大体なんで田口があんな美人医師なのよw あれじゃ美人医師と会いたいってだけで、愁訴外来いつも満杯だと思うよw 原作の田口は男性だったので、映画での皆の扱いがどう見ても美人医師の扱いじゃないですよねw そのへんがちょっと不自然でした。ただやはり阿部寛の白鳥は逸品でしたね。仲村トオルも悪くないんですが、いやほんとに。でも阿部×伊藤のバチスタも見たくなるような白鳥でした。ちなみにドラマでは犯人が5人いて、わざと術死させたのが麻酔科医の氷室、氷室を殺してしまったのが第二助手の酒井、視野狭窄を隠して手術していたのが桐生と鳴海、桐生の視野狭窄に気づき試すために術死させてしまったのが第一助手の垣谷でした。映画の犯人は桐生と鳴海、そして氷室だったので、犯人が違うのではなく、少なかったというのが正確ですね。ドラマの秀逸な点は、連続術死殺人事件を引き起こすきっかけになった最初の術死を引き起こしたのが、酒井だったところだと思います。あれはドラマオリジナルの展開だったのかな? 心臓を持ち上げる長さをちょっと違えただけで殺人になってしまう、医療従事者でなければ思いつかない発想ですよね。あれがなかっただけで、こうもシンプルになってしまうのかと思いました。まぁ時間的な問題もありましたけどね。このお話はドラマで見た方が正解だなと思いました。
そうだね。阿部白鳥はぜひまた見たい。
> どらあんさま
竹内が悪いというわけではないけれど、田口に関しては伊藤が似合いすぎてましたよね~
> catwomanさま
ちりとてちん以来、青木はわりと好きな役者さんの1人なのですが、
後藤に関してはがんばってるとは思うのですが、いかんせんキャラ付けが酷すぎますよね…
序盤から龍馬を目の仇にして弥太郎に暗殺を依頼するとかファンタジーもありましたし、
龍馬の研究会?みたいなところからは、あまりに史実と違いすぎるという
苦情が出ていたそうです。もうそろそろあきらめたかな…w?
龍馬は歴史上の人物の中でも織田信長に次いで人気の高い屈指の人物なのだから、
序盤視聴率が高かったことを思うと、やはり脚色しすぎて根っからのファンが離れたのが
視聴率失墜の大きな原因かなと思います。
史実でも暗殺された近江屋から土佐藩邸まで目と鼻の先なのに
なぜか龍馬は立ち入り禁止だったとか。(脱藩の罪は許されていた)
藩邸にいれば暗殺もなかったはずなのに。。
ほんとにあんなにガラの悪い後藤はありえませんね。。
弥太郎の件といい脚色しすぎですよ、NHKさん。。